2024年6月2日:3廻し
同期との飲み会である人が言った言葉が、2カ月後の今も頭に残っている。
子供のころは自分の将来なんて想像できなかったけど、今はその夢を見る段階から、その夢にいる。もうある程度自分の限界やこの先の将来が決まっている、わかってしまう。みたいな内容だったと思う。間違ってたらその人に謝りたい。
確かに将来は決まったようなものだ。
ここでいう将来って言うのが、自分にできることや可能性、自由度の大きさとする。
ずっと今いる会社に勤めるとすると、年収はある程度決まってくる。
年収が決まると生涯において稼げる額もわかってくる。
するとそのお金でできることも決まってくる。まぁ東京の高層ビルを丸々保有することはできないだろうな。
将来が決まるってことが言った人にとってポジティブな意味合いだったのか、ネガティブな意味合いだったのかはわからないけれど、私にとってはネガティブに聞こえる。
臨んだ将来にはならないことへの諦観を含んでいるように感じるからだ。
そんな嫌な未来を想像できてしまったから。臨んだ未来がこのままでは来ないことを想像できてしまったから、何かをしないといけないと思った。
このまま会社に出社して仕事を真面目にこなして、休日もなんとなく過ごす。
その先に訪れてしまう将来を受け入れたくなくて、子供みたいな夢をいう事がある。
心はいつまでも少年。違うのは原動力が将来の希望ではなく危機感とかってくらいだろうか。