「B」買いました
尼神インター・誠子さんのエッセイを買った。
まず一番の感想はところどころに掲載されている誠子さんの幼少・思春期の写真が可愛すぎる。これでブスって言われてきてたとか悲劇だろと思った
ブスと言われることは日本でお笑いをやるには武器になっていたのだろう。そのままの姿の女性をブスといって笑いをとる芸風は私は好きにはなれないけれど。
数年前、ハリセンボンの近藤春菜さんのおなじみ
「シュレックじゃねぇよ!」
それを見せられても海外のトップスターは(誰だったか忘れた)まったく笑わなかった。それどころがあとでそのスターは春菜さんに
「貴女はシュレックなんかに似てない。とてもキュートよ」
と言ってきたらしい。スターの国ではいくらコメディアンと言えど、そのままの姿で出てきた女性の容姿を笑い者にするなどありえないようだ。
(ピエロのメイクや被り物など明らかに仮装している場合は別)
海外はこうだ日本はこうだという話ではないけど、女性の素顔が「ブス」というだけで笑いをとろうという芸風はあまり通用しなくなっているのではないかという印象を誠子さんや春菜さんに限らず受けるようになってきた。
たぶん誠子さんもそう感じていてもうブスからは決別するつもりではないか。
エッセイの中身に戻るが
相方の渚さんについて書かれている所を読んでコンビってやはり不思議で素敵だと思った
これは他にも自分の好きな漫才コンビたちに対して思うけど、相方、と呼べる存在を持てるって本当に素敵だと。羨ましいと。
夫婦、親友、恋人、それのどれとも少しだけ違っているのだろうしきっとそんな存在を私が得ることは生涯ないだろうから。
誠子さんの片想いについて書かれているところも可愛かった。
ちょっとググると彼女が藤崎マーケット・トキさんにずっと片想いをしていたのは有名らしいので、ここで書かれているのも彼のことだろうか。
この想いはもうネタとして話題にしているだけのことなのだろうし、実際に二人はどこまで進展したのか一般人の知ることではないが
もしも誠子さんがまだ全く売れてない、失恋してもネットニュースの片隅にも載らない、そんな後輩芸人だったら、トキさんも1度付き合ってみようとか、もっとゲスなことを言うと誠子さんを何度か抱くぐらいしていたと思う。
でも、ここまで、おそらく自分より売れてしまった後輩からこんなに好意を寄せられてももう「かわいいな」と思っているくらいではいけないだろうなと。
エッセイには他にもたくさん誠子さんの魅力を感じるとこがあって、本なんて久しぶり買ったけど、買ってよかったなと思った。
どんどん素敵に可愛くなっていってほしいな。