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感覚神経とは?



① 感覚神経は身体の外の変化を受け取る窓口
②受け取った情報は脳へ即時フィードバック
③感覚があっての動作
④常に新しい感覚を身体にインプット


前回に引き続き、今回は『感覚神経』に関して少し深掘りしていきましょう。

前回触れたように、感覚神経とは皮膚や耳、目そして関節自体が外部環境から変化を受け取る窓口のようなものだとお話しをしました。
皮膚や目など身体部位には感覚神経が張り巡らさられておりこの感覚神経を介して脳に外部環境の変化が伝達されます。

この外部環境変化とは、皮膚であれば温度や触れたものの感触、耳であれば並行感覚や音の波長、関節であれば空間の中での身体の位置関係などです。

一言で言えば、身体のGPS機能のようなものでしょうか?
この感覚がある事で、”どんな場所に立っているか?”、今自分がどのような姿勢でいるのか?”、'次にどのような動作を行わなければならないのか?’
などが随時脳に送られ、姿勢の維持や動作の制御が行われています。

リハビリやトレーニングと言うと、筋肉を落とさないように!!と真っ先に頭に浮かんでくると思いますが、身体が正常に機能するためには
この感覚機能がとても重要な役割を果たします。

’筋力はあるのに姿勢が崩れてきた’、 ’運動はしているのに歩くのがどんどん下手になってきた’ など聞いた事があるかと思います。
これは感覚機能が低下したことにより運動神経が上手く機能していないことによる原因の可能性が考えられます。

科学的には『動作制御』という言葉で表されますが、
感覚インプット ⇨   動作判断
といった手順で次に行われる動作が決められます。

では、感覚機能が低下してしまったらどうでしょう?
’次にどこに足をつけば良いか?’、’電車が揺れた場合にどのような姿勢を取れば転ばずに済むか?’ などの判断が鈍くなるという事です。
すなわち、転倒リスクが増えたり、スポーツであれば反応速度が低下するという事です。

では、どのようにこの感覚神経を低下させずにおくことができるか?
これはつきましては追って詳しく書いていきますが、常に新しい刺激
(少し不安定な部分でのエクササイズや視覚に頼らずバランスをとる
トレーニングなど)に触れていく事が大事かと思います。


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