【日記】縁
出雲大社では、今月は神在月です。
ずっと行こうと思っていて、はじめて訪れることができました!
縁ってとても面白くて
全て意味があると思っています。
「時間が解決する」
そう思って、触れずに過ごしていたことがあります。自然の成り行きに任せようと。
嫌なことも含めて、思い出が美化されるかなと
今思えば安易なことを考えていて。
(どうせなら美化されたほうが楽かなぁって)
でも不思議と、時間が経つにつれて
嫌な気持ちが増えていく。
そんな体験は、はじめてでした。
嫌な感情を抱く自分自身も、
嫌いになっていく感覚がものすごく居心地悪くて。
今が、離れるべき時なんだと確信しました。
歳を重ねるにつれて、物事に拒絶したり、受け入れられないなと思う出来事ってそうそうなくて。
ちょっと合わないなと思っても、働いたり人間関係を良好に保つって当たり前のことだと思っていたから。
いちいち気にしていては、仕事にもならないし、受け流せるようにできていると思っていたから。
だからこそ、日に日に嫌悪感を抱く自分が不思議で、これ以上関わっていたら人のことを嫌いになる自分が怖くて、自分で自分のことを受け入れることができませんでした。
人に対しても、物事に対しても、
変わることを受け入れられないと感じた今が、
縁が切れる時なんじゃないかって。
小学生の頃、クラスメイト全員の前で歌を歌う音楽の試験が嫌すぎて、歌えなかった。
バレエの体験に参加したのに、恥ずかしくてずっと泣いていた。
チアダンスの大会で入賞したのに、帰りの飛行機の時間がギリギリで表彰式に出られなかった。
オーディションを受けて、すんなり落ちたり。
恥ずかしくてシャイな自分が嫌だったからこそ、人前に出る挑戦を続けてこれたな。
時間をかけても報われるとは限らないし、報われなかった原因もわからないことが、世の中にはあるんだな。
思い返せば、
悔しい出来事や嫌な思い出も、時が経てば、「全て今の自分を形作っている」と思えて、プラスに捉えることができていました。
良いことも苦いことも、変化を受け入れられていました。
時間をかけて忘れていくものもあれば、美化されていくものもあると思っていたけれど。
嫌な気持ちが積もり積もったり、自分が押し潰されそうになるなんてことも、あるんだなと知りました。
何かの動画で流れてきた言葉。
辞めどきや何かを断ち切る瞬間って、
人それぞれにあって。
スッとやってきたりもする。
嫌な気持ちや自己嫌悪っていう
負の感情からくることもあるんだなと
はじめて思いました。
そしてやっぱり、
嫌なことは長くは続かないってことがわかって
少し安心できた気がします。
そんな心情の揺れ動きとタイミングに
気づけただけでよかった。
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