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自分を満たすための「ふさぐ」と「空ける」

こんにちは。
おのでらです。

最近SNSに触れる時間が多かったせいか疲れが出てきたので、意識的にぼ~とする時間を作った日がありました。

そんな中でふとタイトルが浮かんできたので、それについて考えてみようと思います。

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こんなひとにおすすめ
・刺激を無意識に吸収して疲弊してしまう方
・いつも何か足りないと感じている方



①穴をふさぐ

好きなものに触れたり、人に感謝されたり、愛情を感じたりすると自分を満たせたなと感じる方もいると思います。

承認欲求、に近いかもしれません。

でもこれ、どれだけバケツに水を注いでも、穴が空きっぱなしだと注いでも注いでも満たされることはない気がしています。

学生時代は特に
「何か足りない」といつも感じていました。おそらく今もできてないことばかりに目を向け始めているので、足りないものに目が行くことも。

いっぱい注がれているはずなのに、
ほんとはもっとできていることもあるはずなのに「足りない」「もっとほしい」となってしまうので、まずは、ここをふさいでから。

そのあたりの専門ではないので、何が正解なのかはわかりませんが「傷ついている自分」と対峙することが必要な気がしています。

「寂しかったね」

「悲しいと思っていた気持ちに気づいてあげられなくてごめん」

「本当は当時どんなふうに声をかけてもらいたかったんだろう」

「思うことがあったはずなのに表に出さず抱え込んじゃったんだね」

などと穴に気づいてあげることが大切なのかも?と思ったりします。
気づかないと穴はふさげないよなと。

気づいてあげたら、絆創膏を張ってみたり、木の板で補強してあげて水漏れの量を少なくすると、栄養が溜まっていくのかも?と思いました。


②穴を空ける

穴をふさいだ方がいい側面もあれば、穴を空けたりすることももしかしたら必要なのかもと思ったりしました。

おそらく、私が岩盤浴やサウナが好きなのは「体中の悪いもの」が全部出ていく気がして、「余白」が生まれる気がするからだと思います。

どこかHSP気質で、人の気持ちに敏感。
また、SNSの情報に触れすぎたり、会社での人付き合いなどなど、自分が気づいていないうちに風船がパンパンに膨れ上がっていることがよくあります。

自分の好きなことをしているはずなのに疲れたり、満たされないという現象になることもしばしば。

自分のことを満たしたいのに、満たせないのは、すでに情報が入りすぎているからかもしれませんね。
他の情報で埋め尽くされているせいでもう入る余地がないことに中々気づけません…

だからこそパンパンに膨れ上がって爆発する前に、ほんの少し、プスッと抜け道を作りたいと思いながら日々過ごしています。

そういえば
自己理解プログラム受講中に自分の刺激の消化速度が遅いことについて考えていた事を思い出しました。

「刺激の消化が間に合わない」おのでら作

図の①では、意識的に刺激を吸収していますが、私の場合は結構無意識が多いです。気づかないうちにいろんなものを吸収しています。

なので、気づかないうちに勝手に疲れています。

ここで必要なのは「穴を空ける」こと。
つまり自分が欲していない情報や刺激の逃げ道を作ること。

「刺激の消化が間に合わない」の対処法

ぱんぱんになる前に、空気を抜いてあげること。段階が早ければ早いほど回復までの時間が早くなる気がします。

それでも、気づかないうちにパンパンに膨れ上がってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、運動をして汗をかく、岩盤浴に行く、人に話を聞いてもらう、クッションを抱きしめながら思い切り泣く。

そうして少しだけ穴を開けて「余白」ができたら、
好きなものに触れたり、刺激を吸収してもいいかもしれません。


■まとめ

自分を満たすためには「穴をふさぐ」ことが必要だと思っていましたが、「穴を空けて」自分が必要としていない刺激を追い出すことも必要なのかもしれないと思いました。
不本意に溜まっているモノばかりだと、自分がいれたいものを入れられないなと。

そのバランスは人によって異なると思いますが、
何かを強く欲している時は、「ふさぐ」と「空ける」のどちらが必要なのか。

そんなことを考えながら生活してみようかな?なんて思ったお昼下がりの出来事でした。

お読みいただきありがとうございました。
それではまた。

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