ドロシーの臆病すぎるペット
ご覧くださりありがとうございます!
今回の主役は、我が家の次女ドロシーが飼っているペットです。
【た、たまごがふたつ…!】
オズの魔法使いに登場するドロシーは、たしかトトという名前の犬を飼っていたと思うのですが、我が家のドロシーはオカメインコを飼っています。
オカメインコはとても臆病な鳥なんです。
突然、視界に何かが見えたり、急に音がしたりすると猛烈パニックを起こして鳥籠の中でバタバタと暴れまくります。暴れまくった挙げ句、止まり木などに羽根や体をぶつけて血塗れ事件になることもしばしば…。
とにかくオカメインコちゃんは想定外なことがとても苦手なんですね。
そんな臆病なオカメインコですが、意外と好奇心旺盛な面もあるのです。我が家のオカメインコは鏡がとにかく大好きで、姿見の鏡に映っているのが自分だと認識しているのか、それとも自分以外の生物だと誤解しているのか、姿見の裏と表をちょこちょこ歩いて何度も確認したりする姿はとても愛らしいものです。
そういえば、オカメインコの臆病エピソードでひとつ思い出しました。
先日ですね、スクーターで外出した夫が忘れ物をしたからと家へカムバックしてきたのです。慌てていたのでしょう、夫はヘルメットを被ったまま家の中へ入って来ました。オカメインコは異様なほどツルツルした頭でっかちな人間に驚いて、案の定猛烈パニックを起こしました。天使の羽根が部屋中に舞い上がりましたよ…。でも、これはオカメインコでなくても驚きますよね。私も一瞬、強盗かと思った。
さてさて、そんな我が家のオカメインコちゃんですが、な、なんと!先日、卵を産みました。しかも、ふたつも。単独飼育だから妊娠することなんてないのに…。これは想像妊娠ですか?どういうメカニズムなんでしょうか?そもそも私はオカメインコがニワトリみたいに卵を産むなんて知らなかったのでとにかく驚きました。
だけど、リアルに感動ですね。いつもは、鏡と新聞と綿棒にしか興味がないのかと思っていたから、卵を産み落としたオカメちゃんの顔つきがもはや母になっていることに感動しました。とにかく大切な卵を守るために必至なのです。その卵は無精卵だから雛がかえることはないのだけど、一生懸命に卵を温めようと奮闘している姿に健気な母性を感じました。
数日後、温めても温めても雛がかえらないことを悟ったのでしょう…。
卵は鳥籠の隅に放置され、もはや化石のように転がっておりました。
では、またね(^-^)/
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