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お客様の分析

私は1年目のネイリストです。
題名にもある通り、通ってくださるお客様の分析をしてみようと思います。

うちには指名制度というものがなく、ランダムに担当ネイリストがお客様に割り当てられるようなシステムになっています。

それにもかかわらず、本当にありがたいことに「また岩井さんにお願いしたいです」と言ってくださる方がすこーーしずつ増えてきました…。感謝してもしきれません。

そこで、どんなときに指名をいただけたのだろうかと思い、その時のことを振り返ってみることにします。

【お客様の雰囲気】
30~40代くらいがメイン。60歳のマダムが1人。
よく喋る(話が合う)。自分の話が多い。

【どんな接客がウケるのか】
「今日は寒いですね」「このデザイン可愛いですよね」といった誰にでもできる話題ではなく、「お仕事何されてるんですか」「旦那さんとはよく2人でお出かけされますか」などの割と踏み込んだ話題。
ハキハキしたしゃべり方。お客様の話を肯定しつつ自分の意見も小出しにする。
流れ作業のようではなく、心をこめた施術。

とにかく笑顔を絶やさず、明るい接客を心がけている時に指名を貰えることが多かった。

【指名を伝えてくれるタイミング】

2つある。

1つ目は、割と指名に対する想いが強い場合。
→お会計の時に言われる。
「また次もお願いしたいので、来月出勤してる日ありますか?」
その場で次回予約を取るタイプ。

2つ目は、指名したいけど、私が休みの日でどうしてもスケジュールが合わないなら違うスタッフでも構わない場合。
→店舗を出てから、エレベーターまでお見送りするまでのタイミング。
店舗を出ると、他のスタッフがおらず2人きりの空間になるからだと思われる。
「また次もお願いしたいんですけど…」って感じ。

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美容院とか行ってもそうだけど、美容師さんの施術が機械的だったり、急いでる雰囲気が伝わってくると申し訳なくなるよね。ごめんなさい早く帰ります…って。だから、動きの無駄は省くけど、お客様が見ているところではじっくり丁寧に作業しているように''見せる''ことが大切。

それともうひとつ気づいたことは、美容院は鏡越しに話をするから物理的に目が合っている訳では無い→無言でも気まづくならない。
けどネイルは違う。向き合っている状態で、ほぼ先 席も立たずに1.2時間をともに過ごす。
だから美容院よりも踏み込んだ話をしやすいし、よく喋る人が多い。
恋バナ、家族の話、仕事の話が本当に盛り上がる!笑

面白いなぁ。
大好きなネイルをしながら、他人の話を聞くのが本当に楽しい。

そういえば、楽しいって思いながら施術をしているときに、指名を頂ける割合が高い気がするなぁ。

自分の気持ちが伝染するのかも。

とにかく…たとえ技術力がなくても、一生懸命な姿を見せたり、愛嬌、笑顔、気づかいがどれだけできるかによって、お客様には満足して頂けるということ。

あーーー、なんだかな。あと2週間でネイリストは辞めるけど、そういう時に限って施術が楽しいし、お客様との会話も弾むし、まだまだネイリスト続けたいって思ってしまうな。

ただ寂しいだけなのかな?あ、終わりが見えているから楽しいって感じるのかも。

ややこしい。

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