【今かてレディ】#4 薬飲むのん忘れた

薬の管理が難しくなりました

　薬を飲み忘れるだけならまだしもで、一度に２日分飲んでしまったら大変です。薬剤師さんおすすめのお薬カレンダーも、ほとんど役に立ちませんでした。「飲まなあかん、飲まなあかん」とず〜っと思っているので、目の前に薬があれば、日付など見ずに飲んでしまうからです。数年前までは、どの薬が何の薬かそらで言えて「これは血液サラサラ、赤いのは胃に膜をはる薬…」という具合に、プチプチの梱包から取り出して飲んでいたのに。

みんなのアイデアで解決！

　そこで、薬局では個包装にしてもらい、毎日、その日の分だけをタッパーに入れておくことにしました。さらに個包装には「できましたシール」を貼っておいて、飲んだら健康日記にシールを貼るワークも用意しました。指を動かすワークもあった方がいいですよ、という訪問看護師さんのアイデアです。

毎日の健康日記

　主に薬をちゃんと飲めるようにする目的で作った健康日記ですが、毎日やることを書き込めるようにしました。朝晩の血圧、天気がよければせんたくを目標にしたり、看護師さんが訪問する日はその時間を記入しておきます。
　母は毎朝、「ここはどこ？」「なんでこんなところにおるんやろう？」から始まるらしいのです。テーブルの上に置いてあるこの日記を見れば、だんだん思い出していけるかもと考えたからです。
　朝、「今日はもう洗濯したで」と電話があるので、うまく活用できている様子です。まったく見ていない日もありますが。