あの人は才能があるから…って諦めるのはもうやめにしたいんだ

こんばんは。
あたなに届けたい本を紹介するりぃです。

あの人は才能があるからできるんだよ
やっぱり才能のある人には叶わない

とか言いつつ、本当は自分もあの人みたいになりたい…。

そんなあなたに届けたい今日の本は

羊と鋼の森 (文春文庫 み 43-2)

です。

世の中には圧倒的な華がある人や、いわゆる”持っている”人がたくさんいますよね。
今の時代は、発信することが当たり前になったから余計にそういう人を見る機会が増えていると思います。

そういう人を目の当たりにして、わたしは今までたくさんのことを諦めてきたように思います。

自分はこんな風にはなれない…。

これは、ピアノの調律師と出会って、調律の世界に魅せられた外村のお話です。

運があるとかないとか、持って生まれたものだとか、考えてもしかたのないことを考えはじめたら、ほんとうに見なきゃいけないことを見失ってしまいそうだった。

羊と鋼の森

才能があるから生きていくんじゃない。
そんなもの、あったって、なくったって生きていくんだ。
あるのか、ないのか、わからない、そんなものにふりまわされるには、ごめんだ。

羊と鋼の森

才能云々を乗り越えて、調律の世界にのめりこんでいく外村の姿が、まっすぐでひたむきで、心が洗われました。

今この歳になって思うのは、コツコツひとつのことをやり続ける力だって立派な才能だということ。
夢中になれるものとの出会いは、奇跡だということ。

夢中になれるってやっぱり最強だと思います。

あと、成功している人は１００％絶対裏でめちゃくちゃ努力しているんですよね。

成功しているように見せかけるのが上手い人も世の中にはたくさんいると思うけど（笑）、やっぱり本当の意味で成功している人って、人格も間違いなく素晴らしいですよね。

天才ではないすべての人にぜひ読んで欲しいです。

では、また。