行けなかった山陰のリベンジ旅(1日目)
目指すは鳥取
この旅のスタートは前回と同様、福知山駅から始まる。本日は鳥取まで行く予定だが、最終目的地の出雲市駅まで、同じ路線である(さすが日本一長い山陰本線)。
10時12分発の城崎温泉行に乗車。遅めの出発ですが、この前の電車は8時54分発。普通電車の本数がとても少ないです(特急は毎時1本出てますが)。そんでもって車両は113系。この先よく見かける国鉄の顔です。
城崎温泉駅までは何度か乗ったことがありますので、いつもの風景を見ながら行く。城崎温泉駅に着いたら途中下車して、駅弁を買ってまた、ホームに戻る。
山陰本線の絶景ポイント!!
ここから先は非電化区間となり、車両もキハ40系に変わる。オレンジ色をしたこの車両。山陰本線ではここから終点山口県の幡生駅(下関の一つ手前)までよく見かける車両です。列車の本数もさらに減り、ここからは山陰本線でも乗客数がとても少ない区間です(廃止の危機に陥ったこともあります)。しかーし、ここからが山陰本線の見どころ。この城崎温泉~鳥取間はカニを楽しむだけでなく、車窓を楽しむポイントであります(香住の松葉カニおいしいよ)。
城崎温泉駅を出発すると、まず峠超えをします。このキハ40系は国鉄時代の列車なので、正直言うと重くてエンジンが非力です(どこかの会社はハイパワーエンジンに積み替えたほど)。なので坂を上るのも大変で、フルパワーで時速40キロと車に抜かされながら登っていきます。峠を越えると竹野駅。ここから先は日本海沿いを走ります。
海沿いを走るといっても、ここはリアス式海岸なので、海と山しかありません。なので、東海道本線や山陽本線とは違い、高い所に線路を敷いています。そのため、海が見える車窓も良い眺望になります。
余部鉄橋
この区間で一番有名なのが、余部鉄橋であります。昔は赤い鉄橋でしたが、老朽化と耐風性が弱いため、今はコンクリートの橋になりましたが、いずれにしても人気スポットです(ちょっとした風で運休になるのは不便ですね)。山と山をつなぐ橋で、特急列車やトワイライトエクスプレスはゆっくりと走ります。
鳥取砂丘
田舎を抜けると鳥取駅に到着。一気に都会へと戻りました。鳥取駅から砂丘行きバスに乗り換えて、街中を抜けて鳥取砂丘へ。
鳥取砂丘。誰もが知っている日本屈指の砂丘であり、国内二番目に大きい砂丘である(因みに、1番は青森の猿ヶ森砂丘。自衛隊が使っているので入れないけど)。バスが到着するとお土産街となり、砂防?を超えると砂丘が見えます。砂丘というより砂漠のような光景で、周り一体砂だらけでした。砂丘なので、丘があります。普通の丘なら難なく登れますが、砂場となると半分足を取られながら登るので、結構大変。いい運動になります。丘を登ると海が見え、海側にも降りれますが、後でまた丘を登るのが大変なので辞めました。
砂の美術館
砂丘を出ると、お土産屋の裏に丘があり、そこに砂の美術館というものがあります。その名の通り砂の造形を展示する場所です。時期によって展示物が変わりますが、今回はエジプト。まさに砂にふさわしい造形でした。
その後
その後は駅へ戻り、ホテルにチェックイン。とうまく行く所が、ちょっとしたアクシデントが発生。それはホテルを間違えてしまいました。
予約したのはビジネスホテルで有名なスーパーホテル。鳥取駅前にもあり、予約したのですが、予約が確認できませんと言われ、細部まで探してもらったところ、なんと別のスーパーホテルだったということでした。こんなミスは初めてですが、まさか駅前に同じホテルが二つあるとはおもわなかったです。