4・『蜘蛛は芸術家』

4・『蜘蛛は芸術家』

蜘蛛は本当にすごいと思う。芥川龍之介の小説に、『蜘蛛の糸』というのがあったけれど、あの作品は、如実に、蜘蛛の糸が芸術だ、と言って居る内容ではなかった。

最も、捉え方は人それぞれだが、俺は、蜘蛛は芸術家、と言う観点から蜘蛛の糸の芸術性を賛美したい。人工的には、あのようなものは、創造不可だろうと思うからである。

それにしても、人間じゃなくても、同じ動物なんだから、蜘蛛の糸を賛美するのは、間違ってはいないはずだ。少なくとも俺は、蜘蛛の糸は芸術だと思っている。

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