マンガ『長崎の鐘』古関裕而と永井隆の友情
原爆が投下された長崎で救護、医療行為をしながら、原爆の被害状況、原爆症についての推察をまとめた医師・永井博士の著書「長崎の鐘」を知ったのは
朝ドラ「エール」がきっかけでした。
永井隆の「長崎の鐘」をもとに作曲家の古関裕而が曲を書く、というエピソード。
ドラマを見ていた当時は、その曲の良さがわかりませんでした。それは私の無教養ゆえです。けれども、故郷の痛ましい大事件である原爆のことであれば、理解しなければならないと図書館で借りて読みました。
そして、読んでやっと
その曲がいかに素晴らしく
原作の意図をいかに汲み取ろうとしていたか
よくわかるのでした。
「長崎の鐘」をはじめとした永井隆の
原子爆弾シリーズは
青空文庫や電子書籍サイトなどで無料でダウンロードして読むことができます。
つい1年前ほどにはロシア語版も発刊されました。
世界中の人に、とくにロシア、核保有国、核保有支持者に読んでいただきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?