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アタッチメント

皆さんこんにちは。
だいぶお久しぶりになってしまいました。
今回は、息子のことを少し書いてみようと思います。
タイトルにもありますがアタッチメントの重要性に気付かされることが最近ありました。

アタッチメント、愛着形成とも言われます。耳にしことある方もいるかもしれませんが、発達心理学用語で、乳幼児と養育者との間で築かれる情緒的な結びつきのことで、日本語では「愛着」と訳されます。

似ていますが、「愛着」と「愛情」は別物になります。

「愛着」アタッチメントとは不安や恐怖を感じた時に「特定の誰か」にくっついて安心感を得ようとする本能的な欲求や行動のことなんです。
アタッチとは、ピタッとくっつくことを意味します。
例を2つ挙げてみます。
赤ちゃんが泣く→養育者が「どうしたの?」とそばに寄る、抱いてあやすなど、赤ちゃんや子どもの発したサインに養育者が敏感に気づいて適切な応対を繰り返していく、この積み重ねで、赤ちゃんの愛着が育まれます。
そして子どもは抱っこが大好きですよね。でも誰に抱っこされても嬉しいのかと言うとそうではありません。
「ママに抱っこしてもらうと安心しちゃう」「パパに抱っこしてもらうとご機嫌になっちゃう」のように”誰”がしてくれるかが大事ですよね。

「ママ抱っこ」「パパ抱っこ」はママ、パパにアタッチメントしているからでる言葉。アタッチメントをしている人に抱っこしてもらうから嬉しいのです。
アタッチメント🟰子どもがある特定の人だけに示す情緒的な結びつき。なんとなく感覚がつかめましたか?

「自分は大切にされてる」「親がいつも支えてくれる」と自分をいつも大事にケアしてくれる人に寄る信頼、安心感と言っても良いですね。養育者との間の安定した愛着は子どもにとって安全基地。これがあるからこそ、子どもは他の人との関係や新しい経験などに踏み出していけるのです。
そして、この安心感が、将来的に人間関係や社会性を発達させる上で重要な役割を果たすのです。

保育士時代からこのアタッチメントの重要性は痛感していたにも関わらず息子と私の間のアタッチメントが不十分だと言われてしいました。
ショックですぐには受け入れられませんでした。
なんでどうして?頭の中は?だらけの私。

誰に言われたのかと言うと息子の学校に巡回で来ている「スクールカウンセラー」さん。
実は、1年の夏休み明けから行き渋りが激しく、学校をお休みすることもしばしば、今、小学2年。ここまで騙し騙しやってきましたが、ついに先月「僕は学校に行かない」と宣言されてしいました😭

元々、行きたくなければ行かなくてもいいよ。というスタンスなのですが原因もわからず、ただ行きたくないから行かないは違くない?と思い親子でカウンセリングを受けました。

カウンセラーさんからは「乳幼児期に私が、発病し入退院を繰り返していたこと。そして3年近く寝たきりだったことなどが大きく関係していて十分なアタッチメントを築くことができず、成長して最近また私が入退院をするようになり分離不安が強くなり結果、私と離れるのが不安だから学校に行かない」となったのでは?との見解でした。
本当にショックでしたが息子は私が思ってる以上に、我慢をして、寂しい思いをしいていたのだと思ったら今までよく頑張った。と感謝です。
そして、今で良かったと、もう少し大きくなってからでは、恥ずかしくて甘えたくても甘えられないと思うし。
今なら、思う存分抱っこもできるし「お母さん、お母さん」とくっつくこともできる。今でてくれてこれまた感謝。

帰宅後、息子とも話、「時間割を見て、自分の行きたいとこだけでいいから毎日行く」と決めて頑張ってます。
たまに、お休みしてしまうこともあるけど私が思っている以上に頑張っている息子。偉いぞ!なっちゃん。すごいぞ!なっちゃん。
息子が頑張っている姿を見て、お母ちゃんも頑張ろう。とたくさんの勇気と元気をもらってます。
子どもってほんとにすごい!!
お母ちゃん君のためなら何だってできるよ♡




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