『企画のたまご屋さん』その8 商業出版の核心つづき。
え〜と、先ほどの続きです。
ちなみに、お昼は、
山崎パンの、ハンバーガーでした。
100円ちょっとだけどめちゃくちゃおいしかったです。
とても魅力的な商品でした。
さて……。
皆さんの企画書を、編集者が見たとき、
どう感じるのか。
それは、
さきほど、あなたが、私の、
「え〜っと、CDを発売して、
歌手としてデビューしたいと思います」
という、売り込みをご覧になったときに、
感じたこと。
それと、 ほぼ、同じことを感じているのです。
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私が、マンツーマンの出版セミナーを行うとき、
最初に相談者に必ず伝えることがあります。
それは、商業出版の本は、
『商品』であると言うことです。
どんなに高尚な本であったとしても、
出版社にとっては『商品』なのです。
商業出版の企画書とは、
自分の本を出版するために、出版社から、
そのためのお金を出資してもらうための、
プレゼン書なのです。
5百万円前後を、出資してもらいます。
だから出版社も真剣です。
商業出版の本は、
出版社が利益を上げるための「商品」なのです。
出版したら、赤字が確実な企画書には、
ぜったいに振り向きません。
私の、先程のCD発売の企画を、
レコード会社に売り込むようなものです。
話も聞いてもらえない事は目に見えています。
それが自費出版やKindle出版との大きな違いです。
それなのに、
ほとんどの人の企画書が、
「情熱は人一倍です。
ものすごく(根拠のない)自信があります!」
という、売り込みの文章の羅列なのです。
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でも、
きょう、お伝えしたことがわかれば、
企画書の書き方の本質がわかるはずです。
編集者を説得するのではなく、
編集者に意欲を沸かせるのです。
先ほど、ちょうどマンツーマンセミナーがありました。
相談者に、CDへの投資をお願いすると、
困った顔をしながら、
「ちょっと、できません」と、はっきり断られました。
彼に、なぜCDの投資の話をしたかと説明すると、
ハッと気づきました。
企画書の
修正、を細細と言わずとも、
どう直したらいいかを、
一瞬で、理解してもらえました。
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商業出版において、
書籍はただの情報や、
知識を伝える手段ではありません。
商業出版の本は、
確実に利益を上げるための商品です。
確実に採用される企画書を書くためには、
このポイントを心得ておいてください。
山崎パンの、ハンバーガーのように、
100円ちょっとだけどめちゃくちゃおいしい、
とても魅力的な本を企画してみてください。
よし!
出だしと、まとめが、うまく、つながって、まとまった。
よかった!よかった!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
え〜と、
演歌歌手は、
誰も投資してくれないので諦めます。
目標を変えて、
お相撲さんになろうと思います。
これから体力づくりをしたいと思います。
そのためには、
毎日ご馳走を食べなければなりません。
僕に投資をしてくださる方を募集します。
♪チャンチャン♪ どすこい!
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