冷水シャワーでアトピーが劇的に改善したわけですが、その理由について考察してみた
なぜ冷水シャワーなのか
こんにちは。アトピーの奮闘記を書いたごんじりです。
前回の記事では、厳しめな糖質制限、いわゆるケトジェニック食にプラスして必要な栄養素を取り入れてアトピーを寛解させる方法(実体験レビュー付き)について書きました。
これはこれで大変効果のある方法で、アトピーに悩む全ての方へ実践してほしい方法ではあるのですが、最大の難点というのが厳しくストイックな食事制限が求められるという点です。
かくいう僕も、一旦アトピーが良くなったのを皮切りに、ラーメンだのピザだのマックのハンバーガーだのを食べ出したら、案の定、糖質沼に沈み没落しまして・・・
すぐに厳しい食生活に戻せばいいもののなかなかその気になれず、アトピーは以前ほどではないにしてもぶり返しておりました。
そんなアトピー共生生活をつらいながらも日々過ごしていたわけですが、ひょんなことからアトピーが劇的に改善したのでココに綴ってみたわけです。
タイトルにもある「冷水シャワー」です。
実際に身体の復調を感じたのは冷水シャワーを浴びた次の日からです。
1日目:何気なく風呂上がりに冷水シャワーを浴びて寝る。
2日目:起床、肌がスベスベになっているのに気づく。なぜ?ただ、アトピーの状況は変わらず。
3日目:習慣として冷水シャワーを浴びるのが楽しくなる。この辺で「あれ?肌の調子がいいのってもしかして冷水シャワーのおかげじゃね?」と勘ぐり始めて調べ出す。
4日目:アトピーが一旦落ち着き、肌の赤みも消える。だいたい3日ほどいい状態が続いてからまた発症(全身真っ赤になる)するので、このまま治ればいいなぁと思ったのを覚えている。
5日目:調子いい(暴飲暴食)
6日目:調子いい
7日目:調子いい(暴飲暴食)
8日目:アトピー暴発。やっぱりかぁとなりつつも、肌がスベスベなのに違和感を持つ。
数日後:アトピーが治る。だいたい3日ほどいい状態が続いてからまた発症(全身真っ赤になる)するので、このまま治ればいいなぁと再度思う。
数日後:アトピー発症してもいい周期だが、軽くしかアトピー出ない。これいい感じじゃない!?となる。
現在:冷水シャワー始めて1ヶ月弱。完全にアトピーが治ったわけじゃないが、肌はスベスベで痒みもほぼない。このまま継続すれば治るんじゃねってなってる。
こんな感じでアトピーが良くなったので、不思議でいっぱいなのですが、その理由を人に説明できるようにまとめておこうと思ったので書いてみました。
方法というほどのものはなく、風呂を上がる前に冷水シャワーを頭から全身にまんべんなくかけるだけ。時間にして30秒から1分といったところ。
※以下の文中に自律神経やら副腎皮質など医療用語が出てくるが、その詳細については他のサイトに譲るとして、この記事ではアレルギー、特にアトピーに関してどのような効果・作用があるのかについて、記事などを参考に自分のために記録しておきたい。
※医療アドバイスではありませんので、健康や治療に関しては医師にご相談ください。冷水シャワーは「アトピー以外の病気を持たない人」にはおすすめしますが、心臓病や他の持病がある方はかかりつけ医と相談の上行うようにしてください。
考察その1:自律神経を整えるとは
自律神経を整えることについて
冷水シャワーを浴びることの最大のメリットは自律神経が整うことにありそうです。
では自律神経とはなんでしょうか?
自律神経には、交感神経(体の活動を活発にする神経)と副交感神経(体を休める神経)とがあり、微妙なバランスを保ちながら、私たちの体調をコントロールしています。
アトピー性皮膚炎では、一般に交感神経が緊張気味の場合が多く、このことが体に負担をかけて、治りにくくしていると言われています。ストレスは容易に交感神経を緊張させますから、ストレス対策は重要です。
冷水シャワーで皮膚を刺激することで人間が元から持っている天然のステロイドが分泌され、免疫力が高まり自律神経のバランスが整うと言われています。
では、自律神経が整うことでおこる天然のステロイドが分泌される、ことについてもう少し深掘りしてみたいと思います。
考察その2:副腎皮質ホルモン
副腎皮質ホルモンについて
天然のステロイドと言われる50種類以上のホルモンを生産・分泌し、健康の要となる「副腎」。
副腎ホルモンの中でも、コルチゾールはストレスに対処し、生命維持に欠かせない「スーパーホルモン」であるが、過度なストレスにさらされるとオーバーワークとなって次第に疲弊し、正常に機能(コルチゾールが分泌されにくくなる)しなくなることがわかっている。
これによって免疫を保つ、炎症をおさめるなどのアトピー患者にとって必要な機能が弱くなり、アトピーが発現しても治りにくい状態となってしまう。
そこで医療機関で処方されるのが、アトピー患者にとって必要不可欠なステロイドの外用薬です。
ということは、この副腎の機能を正常にすればステロイド外用薬は不要になるし、つまりはアトピーの原因がなくなるってことにならない?と思ったワケです。
考察その3:スーパーホルモンを活性化
スーパーホルモンと言われる「副腎皮質ホルモン」を活性化すればいいんじゃね?
じゃあこのスーパーホルモンの副腎皮質ホルモンをたくさん出すような体になればいいワケですが、その方法として効果的なのが「冷水シャワー」だった、ということです。
長風呂してしまって身体が熱かったからなにげに浴びた冷水シャワー。こんな素晴らしい効果があるなんて、なんでもっと早く教えてくれなかったん?
冷水シャワーはこんな素晴らしい効果があるじゃないの!!(怒)
日本全国の皮膚科のお医者さん、頼むよ…
結論→冷水シャワーだけでアトピー治るんじゃね?
冷水シャワーのやり方は方法というほどのものはなく、風呂を上がる前に冷水シャワーを頭から全身にまんべんなくかけるだけ。時間にして30秒から1分といったところ。
まだ冷水シャワーを始めてから1ヶ月弱しか経ってない。
それでも効果がありすぎてびっくりして夢中でnoteにまとめてみた。
冷水シャワーは金銭的な負担もないし、精神的にも体力的にも負担ない。
さらには、冷水シャワー後の風呂上がりはとても心地よく「βエンドルフィン」という鎮痛効果や気分の高揚、幸福感などが得られる脳内麻薬とも呼ばれている物質が分泌されることがわかっています。
アトピーが改善するだけでなく、毎度のお風呂上がりも多幸感が得られるのでぜひやってもらいたい。
やるだけやってみて合わなければやめたらいいので、みんなやってみたらいかがでしょうか?
これでアトピー治ったら医者いらないんじゃねってことで。
◎冷水シャワーにおすすめな本「ICEMAN」、調べているうちに出会った最高な一冊。「なんで私冷水浴びてるのかな?」って疑問を持ちながらやるよりも、知識をしっかりと入れた方が効果的、一読すべし。
最後に、アトピーに悩むすべての方へ
糖質過多における炎症体質
一つだけ注意点というか、僕はこんな食生活をしている上で「冷水シャワー」をやったら効果が出たよ、ってことを伝えなくてはなりません。
僕は基本的に糖質を控え、タンパク質多めの食事をしています。また、摂取する油脂にも気をつかいます。食事からでは必要量摂取することがほぼ不可能なビタミン・ミネラルなどはサプリメントを積極的に利用してます。一例を出しますと、
朝:白ごはん150g、具たくさん味噌汁(鶏胸肉50g入)、納豆1p、海藻、卵1個、亜麻仁油大さじ1、菜種油小さじ1
昼:プロテイン40gとバナナ1本
夜:パスタ150gと鶏胸肉100g、オリーブオイル大さじ2+酒たくさん
サプリ(朝・夜):マルチビタミンミネラル、亜鉛、整腸剤
こんな感じの食生活です。
基本的に外食はしませんが、週に1日は気にせず自由にべています。
暴飲暴食ほど心身に負荷を与えることはありません。
冷水シャワーだけでは効果がない、と思った方は食事にも気をつけてみてください。
これは以前の記事です。食事の改善でアトピーのほとんどがよくなりますので、冷水シャワーと並行すればアトピーの改善スピードは格段に上がります、記事はこちら↓
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