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Photo by
sabinukidayoo
感じ方は人それぞれ
本を読んでいると、感動したり、新しい発見があり勉強になったり、感情が動く時がある。
そんな本に出会うと、人にも勧めたくなる。
「〇〇って本、メッチャよかったから一度読んでみて」
ここで陥るのは、
「読むべきだ!」とか「学びがあるから読まなきゃ損」といった押し付け。
ただここで思い止まる。
僕が感じたように、その人が感じるか分からない。もしかして、正反対の反応をするかもしれない。
同じ本を読んだとして、同じように感じる訳がない。その前提を忘れてはいけない。
先日、整体の施術中に、先生と話すことがあった。
「本を読んでいると、あまり入ってこないんですが、オーディブルのような音声なら入ってくるですよ。」
これは、僕と全く真逆。
僕は音声は聞き流してしまって、頭に残らない。たぶん、考えながら読むより、聞いている速度のほうが速いから。追いつけないんだと思う。
本は、読みながら、ふと考えたり、メモを取ったり、自分の行動に落とし毛とアクションを考えたり出来る。
その場その場で、振り返ることができる。
音声でも出来るとは思うものの、不向きなんだろう。
人それぞれ。
活字と音声というだけで、感じ方に差があるのだから、文面を読むことで感じることなんて、千差万別だろう。
だから、読んでみて。と、勧めることがあっても、深追いしない。
「あの本読んだ?」なんて聞かない。
ただ、僕自身には響いた本。
あとは、その本を広めるよりも、書いてあったことを実践して、自分に落とし込む。その上で、価値観を磨き、人と接すること。
そうすれば、僕の変化に気づいてくれるかもしれない。
行動あるのみ。