適切な数値目標の重要性!つまらない単純作業が自分へのチャレンジの時間に変わって仕事が楽しくなってしまった話。

今、工場で働いている。単純作業だ。作業自体は全く楽しくない。もちろん別にそれがいいとか悪いとかではない。自分で選んでここにいる。ただ楽しくはない単純作業をしているという事実があるだけ。


その単純作業の中で数値的な目標を持って作業に取り組んだらすごく楽しくなってしまった!という経験をした。その一部始終を記す。


今の自分の作業は箱を作る!という事をする。その箱を作りながら流れている部品のネジをしめる。やる事は大きく分けて二つだ。

・箱を作る

・流れてくる部品のネジをしめる


この中で箱を時間内でいくつ作れるのか?!という実験を1人ではじめてみた。初日は2時間の間に4箱作れるか作れないかだった。


という事でまずは2時間のうちに4箱を作れるようになろう!という目標を作った!2時間が全部で4回あるから毎回4箱が目標!という事で動きはじめた。


1〜3日でなんとかできそうでできなそうでたまにできるようになった。たまに調子がいいと5箱とか6箱作れるようになった。


そこで自分の成長を感じ1人で嬉しくなってしまった。嬉しくなった自分は目標を上げる事にした。2時間で6箱作れるようになったら楽しいんじゃね?!という事になってそこを目標にする事にした。


なかなか6箱に行かなかった。ただ、日に日に改善していったし何やり時計を見る時のモチベーションが全く変わっている事に氣がついた。目標がない時は『まだあと1時間もあるのか。。』だったのが『あと1時間で残り3箱半だ!行けるか?!がんばるぞ!』となった。


早く過ぎて欲しいなぁ!と思っていたただの単純作業時間が自分へのチャレンジの時間に変わった。そのおかげで作業に工夫が生まれ、仕事前の準備、休憩中の準備も明確になり出社するのも早くなった。


数値的な目標を持った事で

・時間の感覚が変わった
・つまらない作業の時間だったのが自分へのチャレンジの時間になった
・自分の中で必要な準備も明確になった
・工場行くのが楽しくなった


という変化が起こった。


適切な数値目標を持つ事って大事なんだな!と再認識した。


この経験からつまらない単純作業を楽しくするために大切だと思う事を勝手にまとめる。
1.適切な数値目標の設定
2.自発的である事
3.精神的安全性がある事
4.数字を実際に記録する

これを行うと達成した時に気持ちいい!たぶんいろいろ脳内物質が分泌されている事だろうと思う。

この体験はいろんな事に活かせるんじゃないか?!とか勝手に思っている。

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