見出し画像

EDIT/SANUKI #00の見どころ @CENTER/SANUKI

こんにちは。アートコーディネーターの牛込です。
2023年最初は香川県高松市のCENTER SANUKIにて、香川県在住の作家4名によるグループ展に参加します。

見どころ

①毎週末実施されるリレー形式の公開制作

5週間に渡ってオープンする今回のグループ展では、毎週末の金土日で、4人の作家が順番に公開制作を行います。

制作するのは900×900mmの大きなキャンバス。
会期初日は、真っ白なこのキャンバスが4点壁にかかっている状態です。

独特の雰囲気を醸し出す真っ白なキャンバス

アートスペースの一番大きな壁にこのキャンバスが4点並んでいる光景はなかなか見られないことでしょう。

作家には、このキャンバスに「高松」をテーマに作品を作り上げていってもらいます。

壁の左側から順番に1週につき1点ずつ作品が完成していきます。
最終週の2月20日〜26日は、全ての作品が完成し、作品で埋まった状態のアートスペースをご覧いただけます。

まさに、空間自体が進化していく光景を目撃できる展示となります。

作家と直接交流できる時間が多いのも今回の特徴です。
ぜひ、制作中の作家と話してみてください。


②作家それぞれのイメージに合わせてブレンドしたスペシャルコーヒー

今回参加される作家4名のリクエストやイメージに合わせて特別にブレンドしたコーヒーをハンドドリップでお楽しみいただけます。

kuromaさん、Kazuma Sanoさんのは深煎り
ハシモトヒロコさん、Carlos Toledoさんのは浅煎りです。

ぜひ皆様の好みに合わせてお試しください!お持ち帰りも可能です。


③ギャラリーツアー

ツアーというほど大袈裟なものではないかもしれませんが、今回、コーディネーターの私、牛込がお客様一人一人について作品解説を行います。

通常のギャラリーでは、お客様自身のペースで、作品のみと向き合い、鑑賞していただくのが通常かと思いますが、今回は私と一緒に作品を楽しんでいただく形となります。

ドリンクも一緒にお楽しみいただけます

※もちろん一人でじっくり見たい方もいらっしゃると思いますので、その旨お気軽にお申し付けください。

作家がどんな人間なのか、何を意図して作品を作っているのか、どんな画材なのか、なぜこの色を使っているのか…

作品鑑賞の手助けになるような情報をお伝えいたします。
一緒に作品鑑賞を楽しみましょう!


④地域の交流や異業種との共創

今回の展示は、CENTER/SANUKIがコンセプトのひとつとして掲げる、「アートやデザインといったクリエイションと地元企業を掛け合わせることで新たな価値を生む」ことに焦点を当てています。

例えば、企業のイメージの作品を作家が作り上げる、新商品のラベルデザインに作家の作品を取り入れる、企業とアーティストが手を組んで面白いイベントを作り上げる…

アーティストとのコラボグッズも面白いかも…?

共創のあり方は、何千、何万通りもあるでしょう。

今回はお互いの新しいアイデアを持ち寄ったり、ディスカッションのできる場になればいいなとも思っております。

アートにご興味のある企業の皆様、ぜひ足を運んでいただき、面白いことやりましょう!

⑤レセプションパーティーとSunday Music Party

展示最終週の土曜日2月25日(土)には、レセプションパーティーを行います。4名の作家の公開制作が全て終了した状態で、アーティストと一緒に完成した空間を楽しむ時間となります。

開催日時:2月25日(土)18:00~21:00

展示最終日である2月26日(日)には、「SUNDAY MUSIC PARTY」と称して、香川を拠点とするDJをお呼びします。また、多国籍フードのお店「ヤンフー」によるフード出店もあり。この日だけの特別メニューをお楽しみいただけます。

アート×音楽×食×人の特別な空間をお楽しみください。

開催日時:2月26日(日)13:00~21:00

参加作家4名の紹介はこちら

1月26日〜29日公開制作 kuromaさん

2月3日〜5日公開制作 Kazuma Sanoさん

2月10日〜12日公開制作 ハシモトヒロコさん

2月17日〜19日公開制作 Carlos Toledoさん



企画の概要はこちらから

香川県高松市・常磐街の路地裏に位置するスペースCENTER/SANUKIにおいて、アートを軸とした共創を促すショーケース展『EDIT/SANUKI #00』を1月26日(木)より開催いたします。

本展は、CENTER/SANUKIがコンセプトのひとつとして掲げる、「アートやデザインといったクリエイションと地元企業を掛け合わせることで新たな価値を生む」ことにフォーカスした取り組みの#00となります

CENTER/SANUKIという〈場〉において、地域の交流や異業種との共創を促し、ローカルの持つ魅力を解き放つこと。アート、人、街、企業といった、いまはまだ点と点になっている状況をどのように編集すればより魅力的な地域になるか。香川・高松を起点として四国の新たなカルチャーを生み出すために、ここから実践していきます。

#00となる今回は、香川を拠点に創作活動を続けるkuroma、Kazuma Sano、ハシモト ヒロコ、Carlos Toledoの4名を迎え、それぞれの作品を展示販売するほか、オープンスタジオを実施。週替わりで各作家がCENTER/SANUKIに滞在し、高松をテーマとして公開制作を行います。段階的に出来上がっていく展示として、来場者はアーティストのクリエイションの現場を目撃できると同時に、そこで生み出されるコミュニケーションが作品にもフィードバックされていくような、双方向性をもった展示となります。

会期中は、各作品の見どころを本展コーディネーターの牛込麻依 @ushigomemai が解説するギャラリーツアーを定期的に開催。オープンスタジオを経た2月25日(土)には、ピースが埋まった展示空間においてレセプションパーティーを行います。

EDIT/SANUKIプロジェクトの正式ローンチに向けたティザー版となる今回。キービジュアルで採用しているカラーパターンは、讃岐の空、海、山を表しています。本プロジェクトをプラットフォームとして、香川、四国、そしてアジアへと経済圏を広げて循環させていくためにも、賛同いただける地元企業をはじめ、アート、ファッション、音楽、フードなどといったカルチャーとの共創に興味を持っていただける皆さまにはとくに届けたいと考えています。ぜひご高覧ください。



『EDIT/SANUKI #00
[会期]
2023年1月26日(木) - 2月26日(日)
13:00 - 18:00 / 火・水曜閉廊
*RECEPTION PARTY:2月25日(土)18:00 - 21:00

[会場]
CENTER/SANUKI(香川県高松市常磐町1-6-13 1F)

[参加作家]
kuroma @kuroma.cube
Kazuma Sano @kaz__823
ハシモト ヒロコ @pom165
Carlos Toledo @carlostoledo_chiquitagallery

[公開制作日程]
kuroma :1月26日(木)〜1月29日(日)
Kazuma Sano :2月3日(金)〜2月5日(日)
ハシモト ヒロコ:2月10日(金)〜2月12日(日)
Carlos Toledo :2月17日(金)〜2月19日(日)

[ギャラリーツアー日程]
1月27日(金)、28日(土)、29日(日)、2月10日(金)、11日(土)、12日(日)、17日(金)、18日(土)、23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)



[作家プロフィール]
kuroma
1995年高知県生まれ。香川県高松市在住。抽象作家。猪熊弦一郎先生に影響を受け、香川県にて制作活動中。21歳から本格的に作家としての活動をスタートし、瀬戸内リトリート青凪、四国水族館、マックスボウルなど巨大壁面に制作を手掛けた。また、個展活動にも力を入れている。

Kazuma Sano
1999年香川県三豊市生まれ・在住。抽象作家。短期大学でデザインアートを学んだ後、県内の造園会社に勤務。暮らしに寄り添い、四季を感じることができる庭を提案している。作品はアクリル画がメイン。生と死をテーマに、私たち生物の生きる意味、生きる喜び、死への恐怖などを抽象画、仏像をモチーフに表現している。

ハシモト ヒロコ
1978年愛媛県生まれ。香川県丸亀市在住。水彩画家。幼少期から絵を描くことが好きで、高校・大学も美術系の学校に進学。WEBデザイナーとして勤務しながらも、年々絵を描いて生きていきたいという思いが強くなり、一念発起して仕事を辞めて2020年から絵を描くことに専念している。水彩が持つ透明感や滲みに魅力を感じ、色と色が干渉することで、乾いた後思いもよらない色の輪郭が現れるのが水彩画の面白いところだと感じている。

Carlos Toledo
1969年スペイン コルドバ生まれ。香川県三豊市在住。抽象画家。コルドバとヘレスの美術学校で絵画の教育を受ける。加えて写真、ビデオ、デジタルデザイン、宝飾、陶芸等の分野も学ぶ。2020年に来日。展覧会への出展、広告や企業キャンペーンのイメージ作りなどの活動を行う。

CENTER/SANUKI instagramより



webメディアへの掲載


いいなと思ったら応援しよう!