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自家製味噌作り
今年の味噌を作りました。作成前に納豆を食べてはいけません。
材料:大豆 4.6Kg 麹 7.0Kg 塩 2.6Kg (出来上がり予定21Kgで、家庭で作るにはかなり多い方です。1/2~2/3ぐらいだと一般向けかな?)
前日、汚れを落とすため、五回大豆を水で洗います。大豆を水で戻して柔らかくするために、3倍の水で大豆を浸けます。
翌日、浸水18時間後、水を換えて、膨らんだ大豆に新たに水を加えて煮ます。
煮えてくると、サポニンの泡が出てくるので弱火にして、泡をおたまで、すくい取ります。鍋の大きさがギリギリ2つ載せられるレベルです。
サポニンの泡は初めだけ多いですが、後はほとんどでなくなります。
この間にもう一つの作業をします。
塩と麹をほぐし、塩と麹を同じ容器に入れて混ぜておきます。
4~6時間煮て、大豆が親指と小指で潰せるぐらい柔らかくなったら大豆をミンサーでつぶします。(すりこぎやマッシャーでも可です。しかし、時間と労力がかかり厳しい戦いになります。)
ミンサーなら約30 分間で綺麗に潰せます。
見てこの量を!
大きなたらいに出来上がった大豆ペーストと塩と麹を混ぜ合わせます。
混ざったものを保存容器(ホーローストッカー15と20ℓ)に空気が入らないようにぎゅうぎゅうに詰め込んで平らにします。
結構な力仕事ですが空気と触れるところはカビが生えやすくなりますので、手を抜けません。表面もできるだけ平らになめらかにして、さらに焼酎を散布し、最後にラップで覆います。
作成日をラベルして完成です。北海道だと9ヶ月以上待ってからが食べごろです。個人的にはそれよりも更に寝かせて、1年くらい経ってからが美味しいと思います。
自分で作った味噌は、材料が同じでも毎年同じ味にならないそうです。手前味噌の逸話どうり、自分の作った味噌が一番美味しいらしいです。
自宅で作れる保存食で、作成前に納豆さえ食べなければほとんど失敗はないらしいので、時間のある時に作っては如何でしょう。我が家も今年で四回目ですが、今まで失敗はありません。
ただし味噌作りのコツはあります。一番大変なのは、大豆を潰す作業なんです。コツは大豆を簡単に潰せるぐらいにすることなんです。そのため、浸水時間や煮る時間が大事になります。そこから時間の予定を立てることになります。(毎年作るならミンサーを手に入れましょう。)
できれば健康のため、朝、味噌汁を飲みましょう。