映画「少女椿」あらすじと少しのネタバレ感想
今回は丸尾末広さん原作漫画で有名な「少女椿」の映画をレンタルしました。
漫画だったら現代では放送出来ぬようなえぐいシーンが多く、観るのもドキドキでしたがAmazonプライムでレンタルしましたよ。
風間俊介さんがワンダー正光を演じていると聴き、これは観なくては!!と思ってポチ・・・。
あらすじ
母親を亡くしたみどりは赤猫団というサーカス団に引き取られ、芸人達の世話係として働くはめになる。
癖強すぎる芸人達に毎日いじめられますが、みどりには女優になりたいという夢がありました。
そんな中、ワンダー正光という西洋手品師が新しく仲間としてやってきました。
彼が来てからサーカス団の人気は急上昇です。
ワンダー正光に気に入られたみどりは助手として一緒にショーに出るようになり、いじめられてた時と打って変わってみどりの立場も良くなりますが・・・
感想
いじめやエログロ・・と言われて覚悟していましたが、漫画よりも少し優しめの描写に出来ていていました。
ストーリーも漫画とは少し違いましたが、ラストのワンダーとみどりのシーンで泣いてしまいました。
漫画のラストでは違う意味で泣きたくなります。
ただ!!!!
色々とツッコミどころ満載すぎてストーリーは好きなのにやや急ぎ足過ぎてもったいない。
原作ではサーカスではなく、見世物小屋ですし、カナブンが原作と違いすぎ!!
衣装どうした??
他の方のレビューにもありますが、みどりちゃん役の中村さんも再現度はすごいのですが、演技力もう少しどうにかならんの?が正直な感想です。
後はワンダー正光を追って女性警官が来るのですが、メイクや服装が今風すぎて、昭和設定にしたいのか謎!!
サーカスからお客さんが逃げる場面でもエキストラさん沢山いるのですが、メイクや服装が今どき過ぎ・・・。
風間俊介さんはさすがの演技でした。
みどりちゃんが最終的に女優になりたいと言って「一緒にいる」事を条件にマネージャーをしてくれるのですが、この時にはすでに魔力があまり残っていない状態なのに健気に魔法を使い続けて最後にはその魔法をくれとみどりに言われて・・・
ここで涙しました。
漫画だと2人はこんな感じです。
ラストにいくにつれて風間俊介扮するワンダーはどんどん老け込んでいきます。
魔力を使うごとに老化していくのです。
最後の言葉でも
「みどりちゃんに魔法をあげたら私はただのおじさんになってしまうよ。」
というのですがみどりはそれでも魔法を欲しがります。
一緒に居てくれるなら・・・といって結局魔法をあげるのですが、ワンダーはしわくちゃになって息絶えてしまうのです。
もうね、見てられないよ。
なんでワンダーが死ななきゃならんのよ・・・。
みどり、なんであんたはそんなにわがままなんだ・・・。
もうワンダーと2人でひっそり過ごせばいいじゃないか!!
って気持ちが私の最終的な感想です。
気になる方はぜひ!