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牡蠣のオイル漬け

冬の風物詩といえば牡蠣。
他にも風物詩はたくさんあるけれど、とりあえず、年末から2月くらいまでは我が家では牡蠣。

牡蠣は生でももちろん美味しいし
フライもいいよね。
お鍋にもいいし、お酒のおいしさがわかる年齢になって初めて知った「牡蠣のおでん」も最高に美味しい。

寒くなって、比較的お値打ちで生のむき牡蠣が手に入るようになるとせっせと作るのが牡蠣のオイル漬け。

冷蔵庫に保存しておけば2〜3週間は美味しく食べられるので、この季節の夫の晩酌のお供はもっぱらこれである。毎日2~3粒ずつ、ちびちびと楽しんでいる様子。
オイル漬けの楽しみは牡蠣だけではなくて、牡蠣を漬け込んだオリーブオイルがこれまた絶品なのだ。
牡蠣を取り出す時、ちょっと余計にオイルも出して、バゲットに付けながら食べるもよし、牡蠣がなくなってオイルだけになってもこのオイルで小松菜や青梗菜をサッと炒めてみて欲しい。味付けなしで素晴らしい美味しさになる。

海のあるところに行くと瓶詰めになったお洒落なお土産になって並んでいたりしてちょっと作るのが難しいのでは、と尻込みしそうな一品ですが、存外に簡単に作ることができる。騙されたと思って是非作ってみて。
ポイントは、オイスターソースは良い物を使うこと。

牡蠣のオイル漬け

・生むき牡蠣(大)15粒程度 ※加熱用で問題ない
・オリーブオイル(炒め用)大さじ1
・オイスターソース 大さじ1/2〜大さじ1
・粒胡椒 少々(粗挽き胡椒でもOK)
・鷹の爪 1~2本
・ニンニク2~3片
・ローリエ2~3枚
・ハーブ類(ドライでも生でも)適量
・漬け込み用オリーブオイル(容器の中の牡蠣がかぶるまで適量)

(1)牡蠣をボール等に入れたっぷりの塩で揉んで汚れを落とす。
水がきれいになるまですすぐ。

(2)フライパンを熱し、炒め用のオリーブオイルをひき、牡蠣から出る水分が飛ぶまでしっかりと炒める。水分飛ばしが甘いと漬け込んでも日持ちが悪くなるので注意する。

(3)しっかり水分が飛んだら、オイスターソース大さじ1/2〜1を加え牡蠣に炒め絡める。オイスターソースの量はお好みで増量してください。

(4)牡蠣を漬け込む容器に、炒めた牡蠣、包丁の腹で潰したニンニク、ローリエ、粒胡椒、種を除いた鷹の爪、お好みのハーブを入れ、牡蠣が隠れるまでたっぷりオリーブオイルを注ぐ。
荒熱が取れたら、冷蔵庫に入れ一晩おいたら食べられる。2~3週間保存可能。
容器から取り出しながら食べる時は、清潔なお箸を使うこと。

入れる香辛料は、ぜひいろいろなものを試してお気に入りの配合を見つけて欲しい。下の写真は、ピンクペッパー、オレガノ、ディル、タイムが入っている。

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