「文章力の基本」を読んだら、国語の先生に謝りたくなった話
文章を書いていると、こんなふうに思うことありませんか?
「この言葉の使い方はこれであっているのか?」
「ゴチャゴチャしていて読みにくい気がするけれど、なにが原因かわからない!!」
書けば書くほど降りつもるモヤモヤをなんとかしたい!!と思い、こちらの本を買ってみました。
企画書やプレゼンテーション原稿、さらにはエッセーや小論文など「どんな文章にも共通する基本77つ」が紹介されている本作のなかから、勉強になった部分を紹介していきたいと思います~!
短く言い切れ!!
第1章の1つめのトピックで、さっそく心に刺さるお言葉がありました・・。
・・え??
わたしの話してます??
どっかで監視してたんですか??
そう思っちゃうくらいドンピシャでした・・。
自分の発言に自信がもてず、ついダラダラと話を続けてしまい、「結局なにが言いたいの?」となることはよくあります・・。そしてそれは文章でも同じ。まずは相手に「伝えたいこと」をしぼる。そして、それを簡潔に伝える。
ダラダラと書きたくなる気持ちをガマンして、「短く言いきる勇気をもつこと」が、相手に伝わる文章を書くための第一歩なんだと勉強になりました。
このように第1章では、「まずは最低限これだけは意識してほしい!」という4つの基本が紹介されています。ここを読みこんで自分の文章に生かすだけでも、だいぶ変わるんじゃないかと楽しみになりました。
言葉は習慣である
続く2章では「主語と述語について」などの、基本的な文法について触れています。
そのなかでもわたしが引っかかったのが「てにをは」の使い方。
さらにそのなかの「「に」と「で」の使い分け」というトピックでした。たとえばこういうの。
ここでわたしが引っかかったのは、「正解がわからないから」ではなかったんです。
「に」のほうが正しいことはちゃ~んとわかるんですよ・・。わかるけれども・・「なぜ「に」のほうが正しいのか?」と聞かれたら答えられない!!と気づいたんです。
はるか昔に習ったはずの文法を・・わすれてしまっている!!!
さらにこわいのが、もしかしたら日常的に例文のような間違った表現をしているかもしれないということ。国語の先生が懇切丁寧に教えてくれた文法をきれいさっぱり忘れさり・・友達に話すような感覚でそのまま文章を書いている・・。
(申し訳ねぇ・・!!)
この2章を読んで、「いかに自分があやふやなまま言葉を使っていたか」ということを思い知りました・・。
そして「言葉は習慣である」ということも。
なにげなく使っている言葉が、そのまま文章にも表れてしまう。
だからこそ、常に「自分の言葉に疑いをもつこと」が大切だと、とても勉強になりました。
まとめ
1,2章から学んだ教訓はこれ!!
短く言いきる勇気をもつ!
自分の言葉に疑いをもつ!
まずはこの教えを体にしみこませていきたいと思います!
ここまで読んでいただいてわかるように、こちらの本には「基本中の基本」が書かれているので、ある程度文章を書いている方には「当たり前」の内容かもしれません。
逆にわたしのように「読みやすい文章の基本をしりたい!」という方にはおすすめです。
これから1つ1つのトピックをじっくり読み込んで、アウトプットしていきたいと思います!!