ノミのジャンプ
最近は「ノミなんて見たことな~い!」という若い人も多いとは思いますが、ノミという奴、ピョーンとはねるものなんです。
体操競技の鉄棒なんかだと着地姿勢が大切な評価点につながるんだけど、ノミのジャンプの着地姿勢はどうなってると思います?
体長1㍉に満たないノミは水平距離で40センチ、垂直で20センチも跳ねるんだそうです。
あれ、猫みたいにくるくるっと回って、ちゃんと脚から着地してんのかしら。それともまさか、「おりゃぁ」って柔道の受け身なんかしてたりして 笑
研究によると脚からきれいに着地するということはめったになく、頭部や背面からもどんどん落ちたりしているそうです。
じつはノミは回転しながらジャンプしていて、だからとんでもない格好で着地することになりやすいのです。人間なら大けがしそうなものだけど、ノミの表皮は硬いから全然ダメージを受けないんですね。猫のノミを爪でつぶした経験のある人はいかに潰しにくいか知っているはず。
うーん、僕にもノミぐらいのジャンプ力と体の頑丈さがあれば、ビルの屋上からホイホイ落ちて遊べるんだが・・・。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?