のり弁について熱く語る

いやね、職場である主婦の社員から「のり弁て美味しい?」と質問されたんですよ。聞けば四十半ばにして未だにのり弁を食べたことがないというので魂消てしまいました。「えーっ、そんな人が存在するなんて信じられない。じゃあ、何を食べてんの?」　と聞くと「からあげ弁当」という答。そこでのり弁について一時間ほど熱く語ってやりました。（笑）

昭和の日の丸弁当亡き後、日本男児のヤマト魂を受け継ぐのはのり弁以外になし。安くてうまくて庶民の味方、その名はのり弁!　そもそもご飯に海苔におかか、この組み合わせだけでもすでに不味いはずがない。そこに白身魚のフライとちくわの天ぷらがのっかったらほぼ無敵状態。から揚げ弁当も幕の内弁当も軽く蹴散らしてやるわ。進撃ののり弁当なのだぁぁ、(ハアハア)　

あ、つい興奮してしまいました。少し冷静になって考えてみると、たしかにのり弁は見てくれが少し地味かもしれませんね。だから女性ファンが少ないのかも。でも、広がるご飯の大地に地平線まで覆う黒い海苔の香ばしさは男のロマンだと思うんですがねぇ。