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公認会計士1年目の教科書

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公認会計士スタッフ・シニアスタッフ向け☺ 会計士に必要なスキルを解説
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記事一覧

キャッシュ・フローの監査方法(実務レベル)-苦手意識ある人必見

こんにちは。ゴルファー会計士です。 久しぶりの投稿です。 コンサル会社に転職後、ここ数ヶ月間は、とあるプロジェクトのリーダーとして忙しくさせてもらっていました。PJが落ち着いたタイミングで、このプロジェクトの体験談も紹介しようと思います。(成長機会たっぷりのPJです) 今回は、CF(キャッシュ・フロー計算書)の監査方法を紹介します。 CFは苦手意識を持った人が多いです。BS、PLと同様に有報の本表にも関わらず、苦手意識を持っているのは、非常に危険と思っています。 キ

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【取説】公認会計士1年目の教科書ー読み方+使い方解説(監査法人マネージャー)

こんにちは。ゴルファー会計士です。 公認会計士1年目の教科書シリーズを出しました。 今回は、このシリーズの使い方+読み方を解説します。 ■ターゲット監査法人スタッフ+シニアスタッフ 読んでいただきたい方は、監査法人所属のスタッフ+シニアスタッフです。 監査法人にこれから入所予定の方も、読んで役に立つ情報が入っています。 ■読み方①公認会計士1年目の教科書-大局的視点編(監査法人マネジャー目線) ②①を読んで気になる個別論点を読む この方法で読んでもらえるのが、一

公認会計士1年目の教科書-大局的視点編(監査法人マネジャー目線)

こんにちは。ゴルファー会計士です。 個人の感覚ですが、監査法人って、かなり体育会系のイメージです。 親切丁寧に教えるというより、先輩の背中をよく見て育て、の文化。 この方針がダメというつもりはなく、メリットとデメリットがあります。 そんな、文化なので、私は、監査法人、1年目の時は、本当に苦労しました。 入社当時はすべてのことが分かりません。例えば、以下です。 何を勉強すればいいのか? 内部統制って何を見ればいいの? 監査の全体像が良く分からない。 自分のやっている

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公認会計士1年目の教科書-監査の全体像

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事の、会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「監査の全体像」を解説します。 なぜ、監査の全体像が大切なのか? スタッフは、上司の指示に従って、仕事をします。 ただ、指示通りに動くだけでは、期待を上回る仕事ができません。 自分の仕事は、監査の全体像のどこの部分なのか?を意識することで、 仕事自体もやりがいを感じられて、かつ、 上司の指示の意図がわかるので、指

公認会計士1年目の教科書-クライアントの業界に詳しくなる編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「クライアントの業界に詳しくなる」を解説します。 なぜ、クライアントの業界に詳しくなる必要があるのか? 理由は、その業界を知らいないと、監査ができないからです。 金融業のことを知らないで、金融業特有のリスクを考えられますか? 三菱東京UFJの監査を、金融業を知らないで、できますか? 答えはできません。 なので、

公認会計士1年目の教科書ーフレームワークを知って、使えるようになる(5F分析等)編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「フレームワークを知って、使えるようになる(5F分析等)編」を解説します。 結論➡フレームワークは早く知って、使う場面をたくさん作っていくべし 理由➡フレームワークは、会社の強み弱み等を整理する最強のツールだから 例えば➡監査では、ビジネス理解のためにフレームワークを活用する。コンサルの場面においても、3C分析やSW

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公認会計士1年目の教科書ー会計基準に詳しくなる編(監査法人マネージャー目線)

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「会計基準に詳しくなる編」を解説します。 公認会計士1年目の教科書ー対局的視点編で、なぜ、会計基準に詳しくなる必要があるのかを、以下のように説明しています。 一番、優先順位が高いです。 会計基準が詳しくない=会計士にあらず 逆に会計基準に詳しいと、スタッフでも、高い評価を得ます。 会計基準に強いか強くないかは、年次は関

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公認会計士1年目の教科書ー開示に詳しくなる編(監査法人マネージャー目線)

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「開示に詳しくなる編」を解説します。 開示とは? 開示➡①計算書類、②有価証券報告書、③四半期報告書 会社が、世の中に公表する、開示書類のことです。 この開示が間違っていると、会社自身としても恥ずかしいですが、監査法人としてもなぜ、気づかなかったのか?という話になります。 開示のチェックはそれだけ重要な仕事です。

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公認会計士1年目の教科書ー内部統制を理解する(あるべき内部統制をおさえる)編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「内部統制を理解する(あるべき内部統制をおさえる)編」を解説します。 内部統制は、監査で必要なスキルです。 内部統制は、ミスをなくす体制作り。 財務諸表を作るためには、数多くの過程があります。 売上の場合、受注➡発送➡検収➡売上計上➡回収➡債権管理という大きな流れがあります。それぞれのフローにどのような内部統制を作

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公認会計士1年目の教科書ー税務知識を付ける編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「税務知識を付ける編」を解説します。 会計士と言えど、税務知識は最低限なければ、監査できません。 税効果会計は、税務知識がないとできません。 クライアントからは税務の質問が良く来ます。 かなり詳しい必要はないですが、最低限の知識は必要です。 というわけで、税務知識の習得方法を解説します。 私が実際に、仕事を活か

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公認会計士1年目の教科書ーPCスキル(エクセル、ワード、パワポ)編

こんにちは。ゴルファー会計士です。 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「PCスキル(エクセル、ワード、パワポ)編」を解説します。 どこの会社でもそうですが、PC操作のスキルは必須です。 特に監査法人では、監査調書の多くは、エクセルを使用します。 エクセルが使えないと、最初の頃は時間がかかり、手間取ることが多くなります。 入社後、エクセル研修はありますが、それだけで、エクセルを使いこな

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公認会計士1年目の教科書ーITの知識(会計システム、基幹システム等) 編

こんにちは。ゴルファー会計士です。(監査法人マネージャー) 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「ITの知識(会計システム、基幹システム等)編」を解説します。 監査でITの知識は必須です。 けれど、ITの知識を勉強する機会はほとんどありません。 というのも、公認会計士試験では、具体的なITの知識の勉強はしません。 また、監査法人入社後の研修で、ITの勉強を重点的にやることもありません。

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公認会計士1年目の教科書ーBIツールの知識(tableau等)編

こんにちは。ゴルファー会計士です。(監査法人マネージャー) 前回の記事、公認会計士1年目の教科書の「大局的視点」で、会計士に必要なスキルを紹介しました。 今回は、その個別論点の「BIツールの知識(tableau等)編」を解説します。 BIツール☞ 企業が日々蓄積されていく膨大なデータを分析し、その分析結果を経営意思決定に活用すること(Business Intelligence)を助けるシステムの総称です。BIツールはビジネスの様々な分野ですでに使われています。 引用元

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