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【ゴルフ】2021年の目標はHC9~スコア分析編~

おうちで過ごす暇な年末、人並みに2021年の目標とそれを達成するために必要なことを自己分析してみました。目標はシンプル。ハンディキャップ9、シングル入りです。そのために考えるべきことがいくつかありますので、複数回に分けて。

ホームコースは荒川河川敷

ハンディキャップを減らすということは、いま現在、コースに所属し、当該コースのハンディキャップ委員会から、数値を付与されていることになります。所属しているコースは「リバーサイドフェニックスゴルフクラブ」。埼玉県上尾市にある、荒川河川敷のコースです。まずはこのコースの特徴を確認します。

◎開場50余年の古い河川敷コース
◎河川敷の土地が限られているため、全長6500Yでアップダウンは少ないがホールごとの左右幅が狭い
◎同じく敷地が狭いため、ひとつひとつのグリーンが小さい
◎夏の高温を乗り切るため、春~秋はコーライグリーン。冬はベントグリーン

01_クラブハウス

リバー6

リバー3

現在のHCは10

現在のハンディキャップは10。当コースにおいてハンディキャンプを減らす唯一の方法は競技会で上位に入賞することです。いわゆる4大競技会(クラブ選手権・理事長杯・シニア選手権・グランドシニア選手権)にはエントリーしません。月例競技会のみ参加しています。上位5位までに入賞すると、委員会の判定によってHCが減る仕組み。よってシングル入りするためには、月例競技会において入賞することが必要になります。概ね5位以上に入るには3アンダーが必要。つまり、グロス79(ネット69)を達成せねばなりません。逆に、増えるタイミングもあります。年度頭の4月1日。前年度の成績を鑑みて判定されるのですが、おおむね2増えることが多い。つまり、年度末までに入賞しなければHCが12まで増えてしまうことになります。チャンスはあと5回です。

過去のスコアをまとめてみた

月例競技会でスコア79を達成する。現在の自己ベストは80ですから、あと1打の戦いです。ただ自己ベストなんて、そうそうに達成できるものではありません。そこで、自分がどこでスコアを崩しているのか分析するために、過去のスコアをエクセルにまとめてみました。90台のときもあるのですが、量が膨大になるため、あえて80台のスコアだけをまとめています。またコーライグリーンかベントグリーンで差は出るはずなのですが、あえてそれも無視しています。

スコア分析1

いやいや、なかなか大変でした。そしてこれでホールごとの平均スコアを出してみたんですね。すると意外な結果が分かりました。

スコア分析2

outコースは総距離が約3100Yと短め。400Yを超えるパー4はひとつもありません。だからこそ自分では「スコアがまとまるハーフ」だと思っていたんですが、平均してボギー以上のホールが4つもあります。1番・5番はともかく、8番・9番はボギーにも収まっていません。

スコア分析3

inコースは総距離が約3400Yで、400Yを超えるパー4が4つもあるため、自分のなかではoutよりも苦手はハーフとう認識でした。ところが平均で見ると得意と思い込んでいたoutよりスコアがいい。しかも平均ボギー以上のホールはひとつしかありません。これは自分のなかでも大きな発見でした。

スコア79が目標ということは、1日で7オーバーまで許されるということになります。out1・5・8・9番はボギーでOK。inは11番もボギーでOK。あと2ホールも同様にボギーでOK。数値でいえば上位2ホール、12番(0.87)と14番(0.87)もボギーでOKです。それ以外のホールでパーを拾い、ハーフ1つでもバーディが来れば、ぐっと楽になります。ただし、確実にNGなのはダボです。ただ、誰も出したくてダボを打っているわけではなく、避けようと思いながら結果そうなっているわけですけど。

自分のプレイスタイル振り返り

ホール・バイ・ボールの分析で、自分がどのホールを苦手にしているか、はっきり分かりました。各ホールごとに心当たりはあるのですが、それは別稿にするとして、まず自分のプレイスタイル、ゴルファーとしての特徴を確認します。

ヘッドスピードが遅く、ドライバーの最大飛距離は220Y。そのため、400Y以上のパー4は、ほぼパーオンしません。というか全体と通しても、パーオン率は10%程度です。しかしその代わりといってはなんですが、フェアウェイキープ率は70%前後。ここは自信があります。

パーを取れているのは、パーオンしなくてもアプローチで必死の寄せワンができているから。グリーン上で1パットできる最長距離は、せいぜい1m。逆にいえば、1mに寄らないと、ボギー確定です。

こんな厳しい状態ですから、パットのタッチはついつい強めになりがちなんですよね。

これから必要なのは2打目の精度

井上透プロが女子プロのスコアの現状を分析し、ツアーで活躍するにはどんな技術が必要かを語っていました。30分弱です。

無題

いやいや、別にツアーで活躍することは目標ではありません。ただ、スコアを出すために必要な目安として考えると見えてくることがあります。そこでこの考え方を参考に自分なりの目安、目標を設定してみました。

最大飛距離 220Y→230Y あと10Y伸ばしたい
パーオン率 10%→33% 3ホールにひとつはパーオンしたい
平均パット 30以内

スコアをつくるのは、スコア全体の65%を占める100Y以内のショートゲームです。それは別の分析でもはっきり分かっています。

ある程度のスコアまでは、アプローチとパットの向上でスコアを縮めることは可能です。ただ、グリーンまで50Yのアプローチと、ピンまで20Y(グリーンエッジから)のアプローチでは、寄せワンに持ち込める確率は大きく変わってきます。2021年、ここで課題にしたいのは、50Yのアプローチの精度ではありません。ピンまで20Yまで持ち込んでアプローチしたい。そのためには、2打目・3打目の精度を上げるしか方法がないのです。また、パーオン率が上がれば、必然的にパット数も増えてきます。32パットはあまりにも切ない。なので目標30パットはちょっとゆるい目標です。

パーオン率を伸ばすにはどうする?

ドライバーの飛距離をほんの少しでも伸ばすのは、いってみれば2打目・3打目でグリーンを狙うショットをすこしでも楽にするため。10Yというのは、いつもより1番手短いクラブで打ちたいという気持ちの表れです。そしてパーオン率を上げるということは、ショットの精度を上げること。すこしでも短いクラブで目標に向けて正確にラインを出し、縦の距離感を合わせる。そのためにいま必要なのは何でしょうか? 考えた結果。いま2・3打目で使っているクラブの飛距離をドライバー同様に伸ばすこと。2021年、大きな目標を達成するために、スイングチェンジにトライすることにします。といっても、この年齢ですから大きくチェンジすることはありません。マイナーチェンジ。大きなマイナーチェンジ。キーワードは「地面反力」「シャローイング」「ハンドファースト」です。

「スイング編」へつづく。

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