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“とりあえず”は良くないという考えをやめることでモヤモヤ解消
皆さんは、何か考えた時に「とりあえず…」で答えを出すことはありますか?
私は、半年くらい前に本を読んでいた時に「“とりあえず”という言葉を多用するのはやめましょう」と書かれているのを目にしました。
それから、意識して「とりあえず」をやめてみました。
しかし、「とりあえず」をやめたら、なんだかモヤモヤが溜まりやすくなってしまいました。
この出来事を振り返って、
「“とりあえず”を上手に使って、ポジティブに行動する方法」
を考えてみたいと思います。
🔷「とりあえず」をやめた理由
私が“とりあえず”をやめようと思ったきっかけは、とても軽いものでした。
本に「“とりあえず”の多用はやめましょう」と書いてあったから、そうしてみよう。
そんな気持ちで始めたので、本のタイトルも内容も、全て忘れてしまい、なんとなく“とりあえず”のいう言葉のネガティブなイメージだけが残りました。
“とりあえず”から感じられるネガティブなイメージ。
それは、
・曖昧で適当に決めた感じ
・理由や目的がはっきりしない
・なんとなくで責任逃れ感
といった「ちゃんと考えていない印象」を私に植え付けてしまいました。
🔷「とりあえず」は本当に良くないのか?
そんなわけで、「とりあえず、はやめよう」と意識するようになったわけです。
が、これが私にはけっこうツラかったです。
自分が普段どれだけ“とりあえず”を使っているか、身に沁みて理解しました。
「あぁ、私は今まで頭も使わず適当に決めて逃げていたのだろう」
と反省しました。
こうして“とりあえず”をやめて、しっかり考えて明確な答えを出すようにすれば、曖昧さが無くなって、ちゃんと行動できるようになる!
そう思っていたのも束の間。
気付くと行動力が低下していました。
理由は“とりあえず”をやめてしまったから。
私にとっての“とりあえず”は、自分を動かすエンジンだったことに気付きました。
🔷「とりあえず」は行動力の源になる
何か新しいことに取り掛かる時や、問題解決の方法を考える時。
いきなり正解を出そうとするのはとても難しいです。
正直、やってみないと分からないことも多いと思います。
そんな時にこそ、“とりあえず”が真価を発揮します。
迷ったり悩んだりして動けなくなった時の突破口。
「とりあえず、やってみる」
スピード感を持って、柔軟に動くことができます。
しっかり考えて、間違えないようにしなきゃ!というプレッシャーから解放されて、気楽に一歩を踏み出すことができます。
“とりあえず”を悪者にして、「しっかり考え抜いて答えを出さなければ!」と思うことでが、自分の中のモヤモヤを生み出していたことに気付きました。
“とりあえず”をどう使うかで、行動力も変わる!
それに気付くことができたので、これからは“とりあえず”でフットワーク軽く動いていきたいと思います。