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子供の先取り学習の良し悪しを垣間見た息子の授業参観

先日、息子(小2)の授業参観に行ってきました。
授業内容は算数でした。

授業はどんな風に進行していき、その中で息子はどのように学習しているのか?
興味津々で見てきました。

その結果、「先取り学習の良い点と悪い点」が垣間見えました。

だから先取り学習した方が良いとか良くないとかいうのではなく、子供に合った学習方法や声掛けを考えていくのが良いと改めて思いました。

🔷授業の内容と様子

授業は、今学習中の九九を使う問題でした。
色の違うおはじきが複数行列に並んだ絵があり、「このおはじきの数をかけ算を使って数えてみよう」というものでした。

ちょっと離れた場所から見ていたので、詳細は分かりませんでしたが、授業の流れはこんな感じでした。

①最初に九九のおさらい(1×1から学習済みの段まで声に出していく)
②プリント配布
③プリントを使って各自問題を解く
④制限時間になったら解説時間。解けた子は手を挙げる
⑤先生に当てられた子は前に出て黒板に書いたり口頭で答えたり…

という感じでした。

なんとなくの印象として“全員が同じ問題を解くこと”を最優先にしているなと感じました。

そのため、先生は難しくて苦戦している子のところに行って説明して回っていて、その一方で解き終わっている多数の子は暇そうにして…。

一人ずつのレベルに合わせた学習は、今の日本の学校では無理だと思いますが、クラス内に「解けないんですけど…💦」という空気と「もう終わってるんですけど…💤」という空気が入り乱れていました。

レベルが違う子供数十人を相手に、先生がたった一人で対処するとは…改めて、小学校の先生の大変さを感じました。

🔷授業中の息子の様子

そんな中、息子はどう過ごしているのか?
ちょっとドキドキしながら見ていました😅

授業参観の時は大勢の保護者がいて、いつもとは違う雰囲気の中だったので、息子の振る舞いも違ったかもしれません。

最初は子供達みんな「お父さん、お母さんが来ている!」と浮き足立っていて、息子もちょっとソワソワしていました。
それから、少しずつクラスが落ち着いてきたら息子も授業にちゃんと取り組んでいました。

一安心…したのも束の間、問題を解き終わったら少し暇そうにしていました💦

息子は、公文で算数を習っているためかなり先取り学習をしています。
そのため、比較的早く終わってしまったようです。
その姿を見て「先取り学習は良いのか、どうなのか?」と考えてしまいました。

分からなくて授業についていけなくて困るよりは、もう理解できているから暇!となる方がマシかと思っていました。
でも、“クラスの皆と一緒に新しいことを学ぶ楽しみが減ってしまったのかもなぁ”と感じてしまいました。

その一方で、自信を持って手を挙げて、先生に当てられたらしっかりした声で答えることもできていました。
これは、先取り学習することで息子が「理解できている!」という自信を持つことができたからではないかと思います。

先取り学習の良いところもいまいちなところも色々見ることができました。


ひとまず、息子が自分から「公文やめる(先取り学習やめる)」と言うまでは、先取り学習を続けていこうかと思います。

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