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【ラグビー】<関東大学ラグビー対抗戦グループ>「帝京大学vs早稲田大学」観戦記


予想を超える早稲田大学の大勝

(早稲田ファンが書いています。)
対抗戦グループ、ここまで全勝の両校が対戦。

帝京17ー48早稲田の勝利!
スコア内訳
帝京3トライ1ゴール
早稲田7トライ5ゴール1ペナルティゴール
MIP帝京大学 5ロック本橋選手
MVP早稲田大学 14ウィング田中選手

押せたフォワード+スピードのバックス早稲田

帝京が最初のスクラムで反則2回が影響したのか、早稲田がスクラムで押し勝つ場面が目立った。そこにスタンドオフ服部選手のキック力、日本代表から戻ってきた矢崎選手の力強いランニング、センターバック野中選手のパス回し、両ウィングのスピードが加わって、早稲田が帝京陣に攻め込むとトライまで持っていける決定力でトライを量産できた。

この日MVPに輝いた1年生ウィング田中選手はバランス感覚に優れていて、相手のタックルで体制が崩れても立て直してからのランニングで何度もチャンスメイクしていた。

服部選手のキックも距離を稼げるし、ハイパントが高くて、落下地点に早稲田の選手がしっかりとコンタクトできる間を作れていた。

後半最初の得点チャンスを逃した帝京

後半開始早々に帝京が早稲田陣に攻め込んで、早稲田の反則からトライチャンスを何度も作るが、ラインアウトとノッコンの連続ミスから早稲田が後半最初のトライで得点。この時点で早稲田33ー10帝京と23点差(3トライ3ゴール以上)、後半最初の5分以内に帝京が得点を取って、9点差に出来ていれば、この日ハンドリングエラーが多かった早稲田もプレッシャーを感じて、試合展開がこれほど一方的にはならなかったのではないだろうか。

対抗戦優勝と大学選手権優勝に向けて

早稲田対抗戦優勝へ向けて、筑波・慶應義塾・明治戦へ

早稲田が対抗戦に優勝したのは2018年度。このときは帝京と同率1位での優勝だったが、帝京ー早稲田の直接対決では帝京が勝利で1位扱いで大学選手権へ。また、2019-2020の大学選手権では早稲田が大学日本一になるも、対抗戦では優勝明治、2位早稲田で大学選手権決勝で再び対戦した両校、対抗戦の雪辱を果たして早稲田が勝利。
対抗戦優勝に向けて勝利を重ねたい早稲田、これからの対戦相手も昨年度上位校と対戦。11/10筑波、11/23慶應義塾、12/1明治。今後の対戦相手はどこも大学選手権出場上位を目指すチームなので強い相手。そして、対抗戦最終戦の明治との対戦はお互い全勝で対決する可能性もあり、楽しみ。
そして、対抗戦1位で大学選手権に進み、優勝してもらいたい。

帝京も対抗戦・大学選手権優勝を目指す

帝京としては、対抗戦で早稲田に敗戦も同じ相手に2回続けて負けるわけには行かない。大学選手権に向けて、チームをさらに強化してくる。帝京の次の対戦は11/17明治。毎年、横綱対決と呼ばれるこの対戦。帝京としては明治に勝って対抗戦優勝の可能性を残しつつ、大学選手権優勝に向けて弾みにしたい。

写真<早稲田大学中心>

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