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5/25 京都大学前総長 山極先生が語る「ゴリラからの警告ー人間と科学の本質を読み解く」【TOCクラブ 特別講演】

「科学には、文化や宗教の壁を越え、世界の『常識』をつくる力がある」

こう語るのは、京都大学の前総長であり、霊長類学の世界的権威として
名高い山極壽一先生です。

みなさんご存知の通り、山極先生はゴリラ研究の第一人者として
数多くの優れた業績を残しており、研究を通じて自ら世界に
新しい「常識」を作り上げてきた科学者の一人です。

また、京都大学の総長としてもご活躍され、優秀な学生・研究者の
みなさんのイノベーティブな活動を後押しされてきたアカデミアの
トップマネジメントでもあります。

そんな山極先生にご講演いただく今回のTOCクラブのテーマは
「ゴリラからの警告ー人間と科学の本質を読み解く」です。

ゴリラ研究では自らジャングルに入り、実際にゴリラと生活を
共にすることで、その知られざる生態や社会性を次々と
明らかにしてきた山極先生。

新型コロナウイルスの影響で日々の生活が根本から見直され、
まさに時代の転換点ともいえる現代ですが、ゴリラとの比較を通して
人間の本質を読み解くことには、きっと大きな学びがあるはずです。

そして、丁寧な観察と科学的な考察によって、それまでの
「非常識」を世界の「常識」へと塗り替えてきたご経験から、
科学とは何か、そのパワーと魅力についてもお話しいただきます。

「科学は、文化や宗教の壁を越えて常識をつくる。
それはこれまで科学の道を志した人々の無数の問いによって
更新されてきた。
その世界は功名心ではなく、新しい発見と事実にもとづいて
未知の扉を開けたいという謙虚な心によって支えられてきた。
科学は世界の見方を共有して友をつくり、
平和をもたらす大きな力となる。ぜひ、その真の魅力を
現代の若者に知ってほしいと思う」

山極先生の「ゴリラからの警告」からの引用です。

感情論や精神論に陥りがちなマネジメントの現場において、
どうやって組織みんなのものの「見方」を共有し、
どうやって「友」と言えるような仲間をつくり、大きな力を
生み出していくことができるのか。

科学的に考え、行動する秘訣はアカデミアでもマネジメントでも、
きっと共通する部分があるのではないかと、今から
とても楽しみにしています。

TOCクラブだからこそ聴ける大変貴重な講演になりますので、
いつもの通り以下のリンクからお申し込みください。

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日 時 :2021年5月25日(火)18:30~20:00
参加費:無料
開催方法:オンラインツール「zoom」を利用して接続します
申込み: https://www.event-form.jp/event/17113/z2VzC3JRUTKp

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