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ファイルの移動は S3 と AWS CLI でカタカタとやろう ‼️

ファイルを、異なる PC やサーバーに移動させるのは簡単になりましたね。
外付け HDD を使ってとかしなくても、インターネットを経由すれば簡単です。

この便利さが良いのか悪いのか、インターネットがつながらない環境もあるとか諸々の細かな話は置いておいて、クラウドストレージを経由する方法は便利で簡単です。

今回は S3 と AWS CLI を使って行う方法を紹介します。
Linux にファイルを持っていきたい、もしくは Linux から持ち出したい場合には非常に便利です。

ちなみに、この記事では Windows(コマンドプロンプト)で実施しています😅 でもAWS CLI コマンドなんで仮に Linux ( Bash ) でも同じです。

今回対象とするファイル

『 test.txt 』というファイルを、「 C:\Users\mevius 」フォルダ配下にあらかじめ作成しました。
ちなみに、デモ用ですのでファイルの中身は空です😜

mevius@SurfaceLaptop MINGW64 ~
$ pwd
/c/Users/mevius

mevius@SurfaceLaptop MINGW64 ~
$ touch test.txt

今回登場する AWS CLI コマンド

aws s3 cp
この記事の主人公です。
S3 にアップロードするにも、S3 からダウンロードするにも使います。

▶ aws s3 ls

▶ aws s3 rm
脇役にはなりますが、S3 に存在するファイルを削除するために使用します。
S3 に無駄に保存しておくと課金が少なからず増えるので、ファイルの移動だけするなら用事が済んだら消しちゃいます。

S3にアップロードする

まずはアップロード予定のバケットを確認してみる

C:\Users\mevius>aws s3 ls 👈どんなバケットがあるか確認
2021-01-14 14:37:27 notedemo-buket

C:\Users\mevius>aws s3 ls s3://notedemo-buket 👈このバケットにどんなファイルやフォルダがあるか確認
💨まだ何のファイルもありません

アップロード
今回は対象となるファイルが存在するフォルダからコマンドを打っています。「 C:\Users\mevius 」です。なので相対パスでファイル名を記述しています。

アップロード先は、先ほど確認した「 notedemo-buket 」というバケットにしました。

aws s3 cp <アップロード元ファイルパス> <s3://バケットパス>
C:\Users\mevius>aws s3 cp test.txt s3://notedemo-buket/
upload: .\test.txt to s3://notedemo-buket/test.txt 👈アップロードされたらしい

C:\Users\mevius>aws s3 ls s3://notedemo-buket 
2021-01-06 15:16:43          0 test.txt 👈念のため見てみると当たり前だけどちゃんとある

マネジメントコンソールからアップロードされたファイルを確認してみる 
 あるのは確実ですが、一応こちらでも確認してみます。
はい、もちろんちゃんとありました。

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S3からダウンロードする

アップロードとは逆に記述します。
ダウンロードする場所は、デスクトップにしました。

aws s3 cp <s3://ファイルパス> <ダウンロードしたいフォルダパス>
C:\Users\mevius>aws s3 cp s3://notedemo-buket/test.txt C:/Users/mevius/Desktop
download: s3://notedemo-buket/test.txt to Desktop\test.txt 👈ダウンロードされたはず

デスクトップを確認すると 
はい、ちゃんとダウンロードされていますね。

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S3から削除する

今後このファイルを活用することはないので、消します。

aws s3 rm s3://ファイルパス
C:\Users\mevius>aws s3 rm s3://etx-es-buket2/test.txt
delete: s3://etx-es-buket2/test.txt 👈消えたはず

マネジメントコンソールからファイルが消えたか確認してみる 
 先ほどと違って見えないです、消えていますね。

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以上となります。

Windows など GUI で操作する OS の場合には、マネジメントコンソールからポチポチやることもありますが、コマンドを使うことでスクリプトにできたり慣れていればブラウザを開いて画面遷移を待ってなどがないので素早く作業できます。

デスクトップ環境がない Linux だったり、あってもコンソール接続できない場合は特に便利です。

最後までお読みいただきありがとうございました 😊

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