死刑宣告の方が楽なこともある
マッチングアプリで2回会った人に3回目のアポ打診をしたところ、気になる人がいると言われ、断られてしまった。
ただ連絡は控えるけれど、友達として仲良くして欲しいと言われた。このやり方は一見、気を遣っているようで、最大限にメンタルを破壊する方法である。好意があることを分かっているのに、それを生かすことも殺すこともせず、今まで通りお願いねという意味を受け取ってしまう。思いやりがあると自分では思っているようだが、これでは全く思いやりがない。他人のことを考えているフリをして、実は自分が傷つきたくないという、ずるい一面が垣間見えてくる。
本当に賢く思いやりのある人ならば、変に期待を持たせず、これ以上自分とは関わらないでくださいとはっきり言うはずのなのだ。それもせず、保身に走るのだから、良い人であるわけがない。こうやってこき下ろすことによって、自分のメンタルを保っている僕もどうかしているのだが、こう言われると、言われた僕は生きたまま、じわじわ殺されている感覚なのだ。
いっそのこと、死刑を宣告された方がマシだ。前にも進めず、後ろも振り返れず、自分自身にあるポテンシャルが試されている。
この先にある感情はどんなものなのだろうか。時間が経てば、そのうちこんな感情を持っていたことも忘れてしまうのだろうが、今はまだ無理だ。
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