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世界の果て

始まってしまったからには、終わりが来るのでしょう。その終わりに怯えながらも、実際は早く終わってくれないかなとも思っている。終わりは怖いが、始まりも怖い。何も始まらなければ、終わりに怯えずに済むはず。しかし残念ながら、すでに始まってしまっている。

他人に認識されないと自分を保てなくるのは、おそらく本当のことなのかもしれない。なんでもいいから他人に認めれられて、自信を持ちたいと思っている。それが自分にも当てはまるかというとそうでない気がしている。根拠のない自信に満ちあふれている。

自信のない人は自分の武器を持てば解決する場合が多い。自信のなさは、自分が何者でもない不安からくるもので、ただ漫然と生きているとそういうことになってしまうのだ。他人と自分を比べることで、自分のふがいなさを再認識してしまう。他人と自分は違うのにも関わらず、他人の尺度で生きてしまっていることが問題なのだろう。

世界の果てはどこにあるのだろう。世界中見て回ったとしても、見つけることは出来ない。そもそも、海外に行くことが怖すぎて、日本から出ることが出来ない。世界の果てを自分の中に見つけるしかない。

まみむめもちおが可愛すぎて、パソコンの画面に食い入るようにして見ていた。鼻が高めのたぬき顔がどストライク過ぎる。そして少しだみ声っぽい声の低さもとても好み。しばらくの間は、時間も忘れて動画を見続けることでしょう。

今日、中村文則の「世界の果て」を読み終えました。なかなか自分好みの世界観で、しかし読み返したくはないのだけれど、心に残っているような気がしています。


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