自分を捨てるな
みな何者かになろうとしている。自分がなんであるかは気にも留めず、他人を羨み、妬み、何者であろうかとしている。
僕は自分のこれと言った強みが思い浮かばないけれど、自分が唯一無二の存在であることに気付いているし、知っている。これは生きる上でとても重要な事で、気付いているかどうかで、今後の人生が大きく変わってくると思っている。
自分が自分であることに気付くと、他人と比べた時の優劣なんか気にならなくなり、生きるのが楽になる。常に自分との戦いになり、他人と比較せずに済む。だからといって、ぐうたらに過ごしている訳でもなく、自分のやりたいことを追い求めて生きている。
まずは、自分がどうなりたいか考える必要がある。そこに他人の存在を出現させる必要はない。常に自分がどうなりたいかを考える。
僕は猫になりたい。自分が他人の存在をいつも意識してきた経験から、マイペースに暮らしているように見える猫になりたい。彼らは彼らなりに考えることがあるのかもしれないが、猫になりたくて仕方がない。
しかしそれは無理なのである。猫になることは出来ない。でもマイペースに生きることは出来る。自分を捨てず、猫にもなれず、自分として生きられればそれでいいのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?