![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49336001/rectangle_large_type_2_f4d925838eb2af1a5600e2eea412d5b7.jpg?width=1200)
偽思いやり
思いやりがあるということは、相手を気遣って行動することであって、自分が傷つきたくないからという理由で下手に出ることではない。そんな打算的なものであっては困る。
自称思いやりがあるという人は、大体の場合、自分を守るために一歩引くのだが、それは相手のことを考えたからという訳ではなくて、自分の評価をただ落としたくないからだ。
あえてはっきりとした事は言わずに、最終的な判断は相手に委ねる人が多い。相手を思いやっているのなら、悪いことであっても、自分が悪者になる事を厭わずに、相手に言葉で伝えなくてはならない。
行動だけで、気付いて欲しいのは傲慢な態度で、まるで昔の僕のようで、手に取るように気持ちが分かってしまう。
何が言いたいかというと、ずるいのだ。とてもとてもずるいのだ。自分が傷つくことなく、自分の殻に閉じこもって、謀らずとも相手を悪者にしてしまう。結果的に僕はそういうことを感じ取ってしまうので、げんなりする。
ネガティブな気分の時は、自分の位置を見誤っていることが多い。楽しいことだけ考えるようにしないと、自分もそっち側へ行ってしまうので、気をつけるようにしないと。