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変えられない環境を嘆くより

環境を変えるのはとても難しい。一人だけが意識を高く持っていても、元からある制度や慣習を変えるのは、骨が折れるほど大変だと思う。そんな環境では不満も溜まりやすく、あの人がもっと自分の思うように動いてくれたら上手く進むのに、とか思ったりしやすい。そしてそれが溜まりに溜まっていくと、自分だけが頑張っているつもりになってしまう。

傍から見れば、なんでこの人はこんなにピリピリしているのだろうと思われているかもしれない。

実際のところ、あの人が変わってくれればいいのに、とかこの環境が変われば自分は報われるかもしれないと期待しているからそうなってしまう。

期待していると、がっかりすることが多くなり、それも環境への不満へと変わっていく。

環境への不満を嘆くより、自分が変わるか、もしくは極論違う環境へ移ることが手っ取り早い気がしている。今あるものを自分の思い通りに変えることは、とても難しい。自分を変えるのも難しいかもしれないけれど、他人や環境を変えるのよりは楽なはずだ。自分が変わらずに環境が変わってくれるのを待つよりは効率的だと思う。

月並みだが、意識が変われば、同じ環境でも違った風に見えてくるはずだ。自分次第で見える風景や世界は変わる。要はそれに気付くことが出来るかが問題なのだ。

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