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朝日新聞:「いい大学」望んだ母が変わるまで

知り合いがインタビューを受けたということで、記事を拝読しました。簡単ですが思ったことをまとめておきます。

記事を拝見して

記事の中では、娘さんが不登校になったきっかけ、その後の親子間での葛藤、そして娘さんが自分の言葉で道を考えていく。そんな様子が描かれており、胸が熱くなりました。

とある活動を通して知り合い、話を伺ったのが1年ほど前でした。
そこから色々な方に話を聞かれて、発信を続けられた結果、不登校になっても沢山の選択肢があることに気づかれたそうです。親子関係が改善されたと最近伺っていましたが、まとめられた記事を読んで改めて嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

娘さんを心から信じることができるようになったのも、それまでの活動を経たからこそですよね。ありがとうございます。

脱線

この話を読む中で、山口昌男さんの文化人類学と紐づけた宇田川元一さんの言葉がふと思い浮かびました。

対話とは「他者を媒介して己を量りなおす」ということであり、“対話を通じて自分が変わること”である。

宇田川元一・著 企業変革のジレンマ〜「構造的無能化」はなぜ起きるのか』 より

対話を通じて己を量りなおす、とは何とも素敵な言葉ですね。
対話の必要性は普段から実感するものの、それは改めて自分を見つめ直すものだと考えると、心の持ち様1つで変わる気がしました。

最後に

親子関係と対話が今回の記事から改めて思い起こしていることです。

自分に置き換えたとき、私は自身の親との関係を見直すことができるのだろうか。

それ以前に、私の子どもや妻との関係を、改めて自省し直す必要はないのだろうか。

対話の重要性を理解していながらも、対話を通して己を量りなおせているのだろうか。

そんなことを考えるきっかけをもらいました。ただ単に悩み続けるのではなく、行動を続ける中で自分なりの答えを探しに行こうと思います。

朝から元気をもらう記事でした!

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朝比ライオ(マルチ被害をなくす会 代表)
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