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ビジネス系・自己啓発系書籍の私的読み方
知り合いと話している時に「どうしてそんな量の本が読めるの?」「どうやって読んでいるの?」と聞かれました。
私のビジネス系・自己啓発系書籍の読書法について伝えたところ「やり方をもっと知りたい」とフィードバックを受けましたので
記事にまとてめてみようと思います。
この記事はつぎのような方に読んでいただきたいです。
・本を読みたいけど一冊読みきる自信がない
・本を読みたいけど時間がない
・本を読んでも活用できている気がしない
お時間がある方はNo.1から読んでいただけると嬉しいです。
ビジネス系・自己啓発系書籍の私的読み方No.1
本文を読む前にもう一つだけ!!
私がしている圧倒的に本の内容理解が進み学び・気づきが深くなる方法は
誰かにアウトプットするのを前提に本を読むということ
「この本を読んだら〇〇さんに内容をシェアするぞ!」と思いながら読書してほしいのです。
下のピラミッドをご覧ください。
これは学習の平均定着率をあらわした図です。
読書のみの場合平均定着率は30%
誰かに教えるための学習(アウトプット)の定着率は90%とされています。
読書しても内容を利用しきれないと感じている方は、もしかするとアウトプットの意識が足りていないのかもしれません。
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本の後半であろうとも読みたいところから読み始めてほしい理由
「はじめに」を読んで本との相性を確認し読むべき本を選び
「目次」を読んで本のどの部分を一番学びたいかが判りました。
「誰にシェアしたくて読むのか」を思い浮かべマインドセットも整いましたね。
いよいよ本文を読みますよ!(お待たせいたしました)
本文で読むべきところ
目次を読んで推測した最も学べると思う章や節から読み始めましょう
現在出版されている多くのビジネス系・自己啓発系書籍はありがたいことに
著者が伝えたい「たいせつなこと」を太字や黒以外の色付き文字・傍線付きで判りやすく表示しています。
まずは節のタイトルと本文の強調されている文章のみを読んでださい。
読んだ後に章全体として読者へ何を伝えたいのか理解できましたか?
・考え方・感じ方でしょうか?
・How toのようなテクニックでしょうか?
明確にこれだ!と理解できましたか?
極端にいうと
読みたい章の節のタイトルと本文の強調されている文章のみを読んで「〇〇について書いてある」と確信を持て、
加えて「この本から得るものは〇〇のところだけ!」と確信が持てるのであれば
この時点で読書をやめてオッケーです。
私は仕事の都合でどうしても多くの本をインプットしなければならない時は、この方法を利用して量をこなします。本当に時間がないときだけですけどね。
ハイライトのみ一章分読み終えた後には
上記の極端例は脇において、通常のときはどうしているかというと
読みたい章の節のタイトルと本文の強調されている文章のみを読んで、
理解できなければ…
読みたい章を理解できそうな章を選んで読むことにしています。
そこで選んだ章でも、章の節のタイトルと本文の強調されている文章のみしか読みません。
理解できたと思ったら…
私の理解が著者の提示する方法と合致するか思考プロセスが合っているか確認するために別の章を読むことにしています。
そこで選んだ章でも、章の節のタイトルと本文の強調されている文章のみしか読みません。
もしも あなたが全ての章の節のタイトルと本文の強調されている文章のみを読んでも著者の伝えたいことに対する全体像が解らないのであれば、読みたいと章の理解を助けると思う章から章の本文 全てを読むことにしてください。
時間をムダにしたと思いますか?
あなたはこの時点で既に本の主要メッセージは読み終わっている状態です。
もしも章の節のタイトルと本文の強調されている文章のみを1冊読んでから、本文 全てを読んでくだされば、第一章からまっさらな状態で本文を読むのとは理解度が違うと感じることができるのではないでしょうか?
目的のハッキリした学びは身に付く
「選り好みをして読んだところで理解できないならやっぱり時間のムダでしょ。第一章から順を追って読んだ方がいいじゃない」と思われる方もいるかもしれません。
だけど、ちょっと落ち着いて。こんなお話聞いたことありませんか?
・富士山に行きたくて自転車に乗れるようになった少年
・自分に自信がなくて可愛く見えるメイクの勉強をした インフルエンサー
・韓国人アイドルを好きになってファンミでお話したい一心で韓国語を話せるようになった人
目的が明確なとき人は学ぶ意欲が高くなり学びの吸収力が上がると私は思います。
読書においても同様に
理解したい章を理解するために別の章を読む という順番の方が
自分の理解できていないポイント・理解したいポイントが判っているので結果的に学びが早いと思っています。
意味も目的もおぼろげに第一章 第一節から本を読んだら
ここを理解したい!と思える ところに気づかずに「なんとなく解ったつもりで最終ページまでは行ったな」くらいの達成感しか味わえないと私は思っています。
あなたはどの学習タイプですか?
ここまでで「どうもピンとこない」とおっしゃる あなたに学習タイプのお話をさせてください。
もしかすると私とあなたは学習タイプが違うのかもしれません
学習タイプについてMindsetAcademyの李 英俊さんが紹介していたものをシェアします
Whyタイプ
学んだ後のメリットが解ってから学びたい
読書後にどんな目的が果たせるか解ってから学びたいWhatタイプ
ロジカルに網羅的に学びたい
歴史・起源・フレームワークなど全部おさえたい
内容に信憑性を求める
学問領域での権威があるかを重視するHowToタイプ
寄り添ってくれる人がほしい
道筋を示してチェックしてほしい
日本の学校の学びのスタイルに疑問がなかったActionタイプ
やり切った人の発言以外 学ぶ気になれない
メリットやプロセスよりも成功者から学びたい
成果を出した人が先生
行動とフィードバックから学ぶ(座学がニガテ)
大人は上記に挙げた4タイプのうち
ひとつのタイプを主機能、主機能とは別のタイプを副機能のようにして学び方に違いがあるとのこと。
私はWhyタイプを主、Whatタイプを副としているように思います。
なので逆算の学びが最も学べるのです。
あなたのタイプが違っていたらコメントで教えてください。
あなたの読書法を一緒に探しましょう。
私のビジネス系・自己啓発系書籍の読書法はここで終わりです。
けれど、あなたの読書はまだ終わりません。冒頭でお知らせしたように
誰かへアウトプットする。ここまでが読書の一連のお作法だと心得て何度か試してみてください。
最初からうまくできる魔法の方法ではないかもしれませんが、私と学習タイプが似ている方はきっと今までより短い時間で本の内容を汲み取ることができるようになると思います。
あなたの実り多い学びの読書にお役に立てたら嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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