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【涙腺直撃】お盆に観たい!心に沁みる感涙映画3選

月の満ち欠け


2022年公開の映画『月の満ち欠け』は、直木賞作家・佐藤正午の同名小説を原作とした感動のファンタジー・ロマンス映画です。監督は廣木隆一。

まず、あらすじですが、仕事も家庭も順調だった小山内堅の日常は、愛する妻・梢と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変します。

ある日深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてきます。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女はかつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性の生まれ変わりだったのではないか、と告げるのです。

【愛し合っていた一組の夫婦】と、【許されざる恋に落ちた恋人たち】。全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い願いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だったというストーリーです。

この映画の見どころは、

  1. 時空を超えた愛の物語: 過去と現在を行き来しながら展開される物語は、愛の永遠性と運命の不思議さを強調しています。転生やタイムスリップといった要素が、ストーリーに深みを与えています。

  2. 映像美と音楽: 廣木隆一監督による美しい映像と、感動的な音楽が映画の雰囲気を一層引き立てています。特に、満月の夜のシーンや過去と現在が交錯する場面は、視覚的に非常に印象的です。

  3. 転生と運命のテーマ: 映画は、転生や運命といったテーマを通じて、人間の生と死、愛の力を探求しています。これにより、観客に深い考察と感動を与えます。本作は本当におすすめです。

パレード


『パレード』は、藤井道人監督が手掛け、長澤まさみを主演に迎えたNetflixオリジナルのヒューマンドラマです。

あらすじですが、瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました長澤まさみ
演じる美奈子。離ればなれになったひとり息子の良を捜す彼女は、道中でアキラという青年や元ヤクザの勝利、元映画プロデューサーのマイケルらと出会い、やがて自分がすでに亡くなっていること、未練を残して世を去ったため、まだ“その先”に行くことができずにいることを知ります。そしてアキラたちもまた、さまざまな理由でこの世界にとどまっていたのです。

現実を受け止めきれない美奈子でしたが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を捜すパレードに参加したことをきっかけに、少しずつ心が変化していきます。

自らの死を自覚し、次第に運命を受け入れていく美奈子役を長澤が務めたほか、青年アキラ役を坂口健太郎、ヤクザの勝利役を横浜流星、映画プロデューサーのマイケル役をリリー・フランキーがそれぞれ演じています。

この映画の見どころは、

  1. 藤井道人監督の繊細な演出:人間の感情や思いを丁寧に描き出し、視聴者の心に深く訴えかける演出が魅力です。

  2. 感動的なストーリー:亡くなった人々の思いが残された人々にどのように影響を与えるかが、感動的に描かれています。

  3. 美しい映像美:日本の風景や情景を美しく撮影し、物語の雰囲気を一層引き立てています。

『パレード』は、愛する人を失った悲しみと、その悲しみを乗り越える過程を描いた感動的なドラマです。長澤まさみの繊細で力強い演技が、視聴者の心に深く響きます。藤井道人監督の丁寧な演出が、物語にリアリティと深みを与えており、視覚的にも美しい映像が印象的です。

いま、会いにゆきます

『いま、会いにゆきます』は、2004年に公開された日本の恋愛ドラマ映画で、純愛小説を原作としています。

中村獅童演じる主人公の秋穂巧は、竹内結子演じる妻の澪を病気で亡くし、一人息子の佑司と共に生活しています。澪は亡くなる前に「雨の季節に戻ってくる」と言い残していました。梅雨の季節が訪れ、巧と佑司の前に澪が本当に姿を現します。

しかし、澪は記憶を失っており、自分が母親であることも覚えていません。巧と佑司は、再び澪と共に過ごしながら彼女の記憶を取り戻そうとします。やがて、彼らの間には再び深い絆が芽生え、家族の愛が蘇ります。

この映画の見どころは、

  1. 感動的なストーリー:亡くなった妻が戻ってくるというファンタジックな設定と、それに伴う家族の再生を描いた心温まる物語です。

  2. キャストの演技:中村獅童と竹内結子の感情豊かな演技が物語に深みを与えています。特に、竹内結子の澪役は繊細で美しい演技が光ります。

  3. 美しい映像美:日本の美しい風景や四季の移り変わりが映像を通して描かれており、視覚的にも楽しめます。

  4. 音楽:佐藤直紀による音楽が物語の感動をさらに引き立てています。

『いま、会いにゆきます』は、純粋な愛と家族の絆を描いた感動的な作品です。亡くなった妻が戻ってくるというファンタジー要素を含みながらも、現実的な家族の絆や愛情を丁寧に描いており、視聴者の心を強く揺さぶります。また、日本の美しい自然風景や四季の移り変わりを映像で楽しむことができる点も魅力の一つです。全体として、涙なしでは見られない感動の作品であり、愛と再生の物語が心に深く響きます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント欄で皆さんの感想もぜひ教えてくださいね。
それでは、次回のレビューでお会いしましょう。



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2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。

小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。

*『月の満ち欠け』 2022年公開の映画『月の満ち欠け』は、佐藤正午の直木賞受賞小説を原作としたファンタジー・ロマンス映画です。監督は廣木隆一。 物語は、現代と過去を渡りながら、時空を超えた愛と再生の物語を描きます。 主人公の小山内堅(大泉洋演じる)は、妻の瑠璃子(柴咲コウ演じる)と娘の光(有村架純演じる)を愛する平凡な会社員です。 ところが、突然、光が交通事故でなくなってしまった。が現れるという不思議な出来事に遭遇します。 秋月の存在をきっかけに、堅は時空を超えた愛の物語に巻き込まれていきます。 秋月は実は、現代から過去にタイムスリップした光の転生した姿であり、彼女が経験する出来事が過去と映画は、過去の因縁と現代の再生が交錯し、最終的には堅と瑠璃子が再び結ばれる向こう向かいます。超えた愛の物語:**過去と現在をに立ちながら展開される物語は、愛の永遠性と運命の不思議さを強調しています。

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