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843人/10735、女優の結婚、『きみはいい子』『八日目の蝉』~408日目

 再再宣言26日目。※185日連続投稿
 都内新規感染843人/10735。前週同曜日を下回るのは7日連続。都基準重症者69人(-4)。死亡13人(累計1997人)。
 モデルナ、アストラゼネカのワクチン、承認へ。

よかったね、ガッキー

 ガッキーこと新垣結衣の結婚、ネット上で多くのファンにショック!のように報道されてる気もするが(事務所との契約終了の方がニュースかもしれないが)、自分は「よかったね、ガッキー」と安堵しているし、多くの人もそんな気が勝手にする(余計なお世話だが)。
 ガッキーはガッキーを演じてきた、と思う(私見)。

 前にも書いた、先日結婚した戸田恵梨香についはて役者として今後どうなるか気になっている。夫となった松坂桃李が芸域を広げるチャレンジをし続けており、戸田恵梨香が妻として活動を抑制しないか勝手に心配(余計なお世話だ)、出産・育児もあるかもでそちらに専念することもあろうが、もっと演技を見たいし、どんな役者になっていくか興味がある。
 比して、ガッキーはずっとガッキーだった(ドラゴン桜の時とかなり変わったが)。アイドル・ガッキーというか。
 結婚することで、アイドル・ガッキーは卒業かな。だと、この後、どうなるんだろう(余計な)。。

結婚後に変わった松坂慶子

 さて、話が飛ぶが、結婚前と結婚後でがらっと変わった女優で頭に浮かぶのは、自分の中では松坂慶子
 結婚前は、妖艶な愛人役の似合う、ミステリアスな感じだった。「愛の水中花」だ。愛人的な感じというと、今でいうと壇蜜、橋本マナミに、米倉涼子の肢体を足して、うーん、最近は妖艶な人は少ないか、あ、幸薄そうな感じ(すみません)で木村多江を足して。。
 で、結婚したら、出産もあって太って、一気に「幸せ顔」になってしまった。「なってしまった」というのは、ああ、この人はもうあの幸薄そうだけど色っぽい松坂慶子に戻ることは二度とないな、とつくづく感じた感じ。大根を持ってどこかの携帯電話のCMで踊っていた記憶もある。結婚前に芸能界で築いていたであろう、「大」女優の地位は微妙に「ずれた」
 そっかー、でも本人が幸せそうなら、それもいいか。

 と思っていたら、お母さん役などで今も結構活躍している。もとが綺麗だから、年とった今でも綺麗。変に「大女優」のイメージをずっと続けないといけない「大女優」たちより、イメージチェンジしてうまく生き残っている、と言えなくもない。真実はわからないが。

 松坂慶子は結婚前にもいろいろ受賞しているので、比べてもなんだが。
 ちなみに、検索していたら、「体当たりの演技」と出てきた。これって、脱いでエロいシーンをやることを指すのだよね。あー単純?

『きみはいい子』。学校とは。でも先生がんばれ。

 昨日、アマプラ見なきゃソンソンで続いて『きみはいい子』(2015、呉美保監督)を観る。アマプラでの評価がよかったので。
 小学校。ひまわり学級も出てくる。直前に自閉症の女性と兄の映画『岬の兄妹』を観たばかりで、その辺はやや複雑。人生に正解はないと再確認。

 子どもたちの演技は、ハラハラするほどで。
 虐待だけに目がいくわけでなく、自分は「先生」に目がいった。38人の児童すべてを幸せに、とまでいかずとも、うまく指導できるか? 37人をなんとかうまく指導できても、ひとり不幸になれば、頭を下げる、先生という存在。
 意見は分かれるだろうが、学校の先生は大概まじめで、大変なお仕事であると思う。学校に行かずともしっかり育つ子どももいるだろうが、大半は学校生活を通して社会に出るスキルを学ぶ。他人のお子さんを預かり、何かあれば気を配り。
 もちろん、立場で受け止め方は異なる。
 でも、学校は多分なくならない。なら、真面目な先生たち、がんばれ。がんばってください。あ、でも自分を大切に。

『八日目の蝉』、同時に全員幸せはない

 本当は某舞台を観に行くはずが、いろいろあってやめた。重要な話し合いも近いので感染できない。関係者にごめんなさいした。そして。。

 アマプラ見なきゃソンソンで『八日目の蝉』(2011、成島出監督、角田光代原作)。テレビドラマは見たことがあったが、映画は初めて。
 不倫相手の子を妊娠し二回堕胎し、本妻との間の子ども2人を焼殺した女の事件がヒントとなった作品。
 永作博美は好きだが、途中で苦手な役者が出てきて正気にかえるも、そうか、人生には苦手な人もいると思い直して、観る。ふむ。

 感じたことは2つ。
 自分も犯罪者になるかならないか、の瀬戸際にいないわけではない。不倫はありふれ、不倫相手の子の妊娠も少なくないだろうし、その多くは堕胎となろう。自分は堕胎し、向こうは家族仲良く、を見る人も少なくないだろう。
 もし、自分がその立場だったら。もちろん、不倫はよくない。が、ありふれている。。傷つく人。。。

 もうひとつはドラマの筋の方に合わせてだが、小学校就学前に容疑者が逮捕されなければ、『誰も知らない』(ずっと学校に行かない)子になったのか、無戸籍児として。そこにもともと限界はなかったか。そこを考えて、映像の中の彼女は、どこか、ほっとしたか。
 『きみはよい子』で学校の意味を再確認しつつ、子どもが学校に行くことが、ある人の願いを壊すこともある、と、また、心が少し揺らぐ。犯罪者だけれど。犯罪とは。不倫とは。誰が悪いのか。

 みんなが同時に幸せで正しいことは絶対にない。それはわかった。

 皆さまのご健康を。

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