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【講義ネタ】(リメイク版)相手をしっかりと見て予想するワーク
「♡」が1つもつかなかった、3年前のネタのリニューアル版です。
若い頃は合コンでも使っていました。
今回のワークの目的は、
・話してる人の様子をしっかりと観察する
・嘘をついている相手、誤魔化す自分について振り返る
・自己開示(その後の会話ネタに繋げる)
です。
手順としては、
①5~6人くらいのグループを3つ(2つでも良いですが、3つのほうが予想の比較ができて、盛り上がります)
②参加者全員にA5サイズ程度の紙を配布します。テーマに基づいたエピソードをそれぞれ個人ワークで書いてもらいます。
テーマ設定としては、
「最近、大爆笑したこと」
「今まででやってしまった大きな失敗」
「ものすごく大変だったこと」
などで行ったことがあります。
③各自で書いてもらったエピソードの紙を誰にも見せないように4つ折り程度にし、講師がグループ単位で保管します。
この時、属性で判断できそうなエピソードはなるべく避けるようにアドバイスします(例:お化粧とか女子会のようなエピソード)
④グループごとに前に出てきてもらうか、全員に顔が見える位置にいてもらい、講師が一つエピソードを読み上げます。ほかのグループはそのエピソードが誰のものか決めるために、5つ以内で質問します。
質問を受けたグループはその質問に対し、全員で回答します。「自分のエピソードでなかったとしても、あたかも自分のエピソードかのように」答えます。
⑤質問タイムが終わった後は、各グループごとで予想して答え合わせをする。
以上です。
出題しているグループメンバーも自分のもの以外、誰のエピソードかわかりません。
自分のエピソードでない場合は、その場で物語を作るので、アドリブ力も試されます。
このエピソードが自己開示の意図がありまして、終わった後でもクラスの中で話のネタになり、関係性が向上しやすいです(ここが合コンでは生きましたね)。
あとは、予想することを通して、グループの中でのコミュニケーションも生まれますし、意外と学生同士で名前を憶えていない場合は、予想する際に「〇〇さん」と名前を呼ぶので、ゲームしながら名前を憶えてもらえます。
推理感覚で相手の表情、仕草、声のトーンなどをしっかりと観察しますので、相談援助のためのコミュニケーションとして事後の補足説明もしやすいです。
講義以外でも活用できると思いますので、ぜひ、お試しください☆
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