講義のスライド紹介(人をどう見る?)
大学で人を見るバランス、状態について考えてもらう時に使うスライドは以下の画像です。
「認知症」の人、認知症の「人」、のように、文字の大きさで価値観の大きさを表すスライドはパーソンセンタードケアなどでも使われていると思いますので、ゴミ屋敷も入れてみました。
中にはめちゃくちゃ小さい「認知症の人」「ゴミ屋敷の人」も入れています(人にも状態にも関心がないという意味)
医療系方は「認知症」の部分が大きくなり、我々のような社会福祉士は「人」が大きくなる傾向があります。
もちろん、MSWや地域包括支援センターのように立場によって、社会福祉士でも大きくなる部分が異なることがあります。
ここで言いたいことは大きく2つ。
①自分が重きに置いている価値は何かを意識する
自己覚知というものですね。
人(生活モデル)を見ることも大切ですが、もちろん認知症という病気の知識やゴミ屋敷に至る心身状態について知ることも大切です。
②一人でバランスを取れという話ではない!
かといって社会福祉士に医療の専門職を目指せという話ではありません。
大事なのは自分一人で見えているものには限界があるから、一人ではなく、チームでバランスを取ろうねという話で、「だから人を頼る、多職種って大事だよね」という話にします。
大事なの落としどころだと思いますので、皆さんなりにアレンジして使っていただければと思います。
本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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