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大学で講義するということ
転職を通して
今回は、テーマ「はじめての仕事」に沿って書いてみます。
社会人になって久しい私ですが、今年の4月に新しい大学で働き始めました。大学教員としては5年目に突入です。
職位は講師になりまして、今までは助教という教える職位としては一番下でした。
その際は、実習・演習科目を担当させていただいていました。
講義系科目については、非常勤で1コマ担当した程度。別途、高校での教員経験もありましたが、1コマ50分ですから、90分科目の経験は少ないです。
時間が余る!!
今は講義系科目を複数持たせてもらい、経験を積んでいっているところですが、90分の授業を組み立てる難しさを実感しています。
結構話し込んでしまったなと思っても50分しか経ってないという事態が、2か月の間で頻発しています。
「話しっ放しだと退屈するだろうから」と言い訳をつけて、演習科目のようにワークをしてもらったり、隣の方と話してもらったりする時間を作っています。
最近では、視聴覚教材として動画を流すことも増えています。
アクティブラーニングが求められるようになってしばらく経ち、学生が演習やワークに取り組んで考える時間を作るのは良いことだとも思いますが、目的の6割くらいが「時間稼ぎ」にになってしまっているのではと反省しています。
助教の時は「私のほうが授業上手な自信がある」と他の教員に抱くこともありましたが、同じ立場になってみると、90分も話し続けられるって凄いことなんだなと思いを改めました(面白いかどうかは別ですが)。
研修講師のような単発であれば誤魔化せていましたが、結局私は90分を話し続けるだけの力はまだなかったんだなと痛感し、授業準備や具体例探しに力を入れています。
今日も業界の関係者との飲み会に参加し、新しい内容を仕入れてきます。
皆さんの学生時代の先生の授業はいかがでしたか??
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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