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事業所閉鎖のニュースから(手を出せなくて良かったこと)


時事ニュースを見て思ったことを。

A型事業所の相次ぐ閉鎖、B型事業所への移行などが書かれています。
上記のサイトには、要因も書かれていました。

公費に依存した就労事業所の経営改善を促すため、国が収支の悪い事業所の報酬引き下げを2月に発表、4月に実施したことが主な要因。

https://news.yahoo.co.jp/articles/272245bf16a74f814bf83e593528fc77916eb26b

実は私も一時期、A型事業所を経営したいなと思って、情報を集めていた時期がありました。
 
詳細は省きまして、
実家が農家で何カ所か農地を持っているのですが、将来的にどうしようかと考えています。
 
そんな時に、
「水耕栽培で野菜を作って、障害者雇用を生み出す」
手法があると聞きました。
 
設備投資額も頑張ったら何とかなる。
 
中部地方で実際に結果を出している事業所を下見したり、
兵庫県に水耕栽培の機器を取り扱っているメーカーの説明を聞きに行ったりしていました。
 

ただ、結局勇気が持てませんでした。手を出せなかった。
今回のニュースにあるように、「公費に依存した」部分が大きいプランだったからです。
 
 
その当時はA型事業所の助成金・補助金が多く、国も推進しているようでしたが、そんなサポートはどう考えても長く続かない。
それらのお金がもらえたとしても、数年後には独自の売り上げで自立しなければならない。人件費を捻出できるのか。
農地がちょっと田舎過ぎて、アクセスが悪い(笑)。利用者はバイクかバスでないと来れない。
今のネットワークだけでは販路を確保できない。プランも想像できない。
 

「このビジネスをするのは私でない」という結論に至りました。
 
こういうニュースを見ると、
サービス事業所経営の素人である私が手を出さなくて良かったなと思います。
※水耕栽培による事業に価値がないと言っているわけではなく、私と私の環境には向いていないと判断したという話です。

自分が参入するかどうか、見極めるための情報収集と分析は大事ですね。
 
本日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました☆

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福祉教育者 テリー
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