ゴッキンゲルゲル・ゴキ博士の知らんけど日記 その45:「ブラック・ジャック」という奇跡24 ~万引き犬~
第24話「万引き犬」は、1974年5月27日、週刊少年チャンピオン誌に掲載された。あらすじはこうだ。
工事現場。野良犬が男の傘を奪って走り逃げる。男が犬を追いかける。すると、男が元いた場所に鉄材が落ちてくる。犬は車にはね飛ばされて重傷を負う。そこに通りかかったブラック・ジャックとピノコ。ピノコは犬を助けてやってくれとブラック・ジャックに懇願する。しぶしぶ家まで連れ帰り、手術する。ラルゴと名付けられ、ピノコはとてもかわいがる。後日、ピノコが犬の品評会に出す。会場で、ラルゴは審査員の女性のネックレスを奪い、走って逃げる。審査員はラルゴを追いかける。すると、審査員がそれまでいたテントが倒れる。
ある日、カイナン民主共和国から使者が訪れる。前編で同国の大統領をブラック・ジャックが救ったわけだが、大統領からお礼にと高価そうな宝石のネックレスが贈られる。喜ぶブラック・ジャック。だが、そのネックレスをラルゴが奪い、家の外へ逃げる。追いかけるブラック・ジャックとピノコ。ラルゴに追いつき、ネックレスを元のところへ返すよう命じる。すごすごと家の中に入るラルゴ。すると、大きな地震が発生し、家が崩れ落ち、ラルゴは下敷きとなって死ぬ。
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