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【2020読書】No.75『フクシマ事故と東京オリンピック / 小出裕章』

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。

読書1015冊

2020年3月9日。2020年69日目。

2020年75冊目の読書は、
『フクシマ事故と東京オリンピック / 小出裕章』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

先日『Fukushima50』という映画を観まして、
帰りに本屋さんで購入してきました。

読んだ感想

ご存知でしょうか?

2011年3月11日に『原子力緊急事態宣言』が宣言され、
未だに解除されず、今後も解除される見込みがないことを。

ご存知でしょうか?

あの原発事故で、広島原爆168発分の
セシウム137が放出されたことを。

(その後、海洋放出されたものを合わせると
 広島原爆約1000発分ほどだという)

ご存知でしょうか?

そのセシウム137の半減期は30年であり、
100年経っても、10分の1にしか減らないことを。

ご存知でしょうか?

この原発事故の加害者である
東京電力、政府関係者、学者、マスコミ関係者など、
誰一人として責任を取っておらず、処罰もされていないことを。

ご存知でしょうか?

1年間に20ミリシーベルトを超えない汚染地には、
帰還指示がなされていることを。

その20ミリシーベルトという被曝量は、
「放射線業務従事者」に対しての
被曝の限度でとされる基準値であることを。

赤ちゃんや、子供たちは被曝に敏感であり、
この原発事故に関して何の責任もありません。
放射線業務従事者の基準値にあてはめていいものなのでしょうか?

ご存知でしょうか?

2020東京五輪は、
原子力緊急事態宣言下の都市で開催される初めてのオリンピック
だということを。

状況は、アンダーコントロールなんてされていないことを。

こんな方にオススメです!

・原発事故に興味がなかった方
・原発事故が収束していると思っている方
・原発問題に興味関心がある方

原発関連オススメ本

今までに読んできた中で、原発関連の本でぜひ読んで欲しいものをリストアップしました。


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心と体をととのえる『ととのえ職人』五木田穣
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