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宮崎神社巡り〜神話の地を巡る〜

ハイサイ。
御朱印帳は、現在43冊目な五木田穣(ごきたゆたか)です。

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今、持ち歩いているのは、愛知県津島市に鎮座する津島神社の御朱印帳となっております。
(今度、歴代の御朱印帳を振り返りましょうかね)

さて、Facebookの「思い出」機能で、4年前のこの時期に、宮崎に行っていたのを思い出しました。(自分は投稿していないのですが、タグ付けされていまして)

自分で投稿したのは、こちら。

お招きいただいて、講演をしに行っていたのです。

「#宮崎行きたい」「#高千穂行きたい」とずっと言ってたら、
本当に行けるようになるもので(笑)

言葉と思考は、現実化するんですねぇ。

ちょうどこの時期、2016年の8月くらいから神社に定期的に行くようになりまして、まだまだ神社に詳しくない時です。
(現在では、神社検定壱級です!)

それ以前の2013年にも、お招きされて、宮崎には行っているのですが、その時は、まだ神社に興味があまりなくて、どこにも行ってませんでした。
(なんて、もったいない!)

この時、沖縄一人旅旅行から帰ってきたばかりで、この時もブログの始まりで、「はいさい(^o^)/」と言っているのが、懐かしくもあり、面白くもあり、今沖縄に住んでいるのも不思議な感じがします。
(この時から、沖縄住みたいと言い始めた気がします)

それで、やっと宮崎に行けた2018年。

講演前後、スケジュールを明けまして、#宮崎神社巡り をしまくったので、その時のまとめというか、振り返りをしたいと思います。

妻が「写真で旅する60秒」という記事を書いてますが、それに感化されまして(笑)

↑昇仙峡も戸隠も良いところです✨また行きたい!

旅の始まり:羽田神社

前日入りするのに、早めに空港に向かいまして、
羽田神社 に参拝しました。

この時は、1月にアメリカに解剖実習に行ってまして、そのフライト前にも参拝していたことから、多くの収穫を得て無事に帰ってこれたことへの御礼参りと、宮崎でのセミナーの成功と安全祈願に。

宮崎滞在2日目

宮崎神宮・宮崎県護国神社

セミナー当日の朝に参拝させていただきました。旅行でも、仕事でも、訪れた先の土地の神様、近隣の神社にご挨拶をさせていただいております。特にセミナーや講演などの際は、いただいたご縁に感謝することと成功祈願に。これは、今も変わらず続けている習慣です。

宮崎3日目

高千穂神社

セミナー翌日は、高千穂神社巡りをアテンドしていただきました。

宮崎も大きな県ですが、高千穂町は、大分と熊本の県境にあり、宮崎市内から車で2時間かかります。それも高速道路ができたからで、2013年にきた時は、あまり下調べせずにきて、行きたいんだけとと言ったら、4時間くらいかかりますよと言われ、諦めたのです。。笑

ぞんなわけで、念願の高千穂!まずは、高千穂神社へ!

この時は、正式参拝もさせていただいたのと、国の重要文化財に指定され、全国の神社の3社にしかないと言われる鉄造狛犬も宮司さんの説明を受けながら、拝見させていただきましたし、夜神楽という神事が行われる神楽殿にも上がらせていただき、神社セミナーという大それたことをやっているという。

改めてふりかえっても、すごい機会でした。感謝。また行きたい!

槵触神社

続いて、槵触神社(くしふるじんじゃ)へ。

雨の中の参拝となりましたが、雨の高千穂は神秘性が増して、とても幻想敵でした。また行きたい!

天岩戸神社、天安河原宮

続いて、こちらも念願、天岩戸神社と&天安河原宮。

いや、ここは、本当に凄かった。。

いわゆる天岩戸神話の舞台とされる場所ですが、この話の素晴らしさは、神様一人一人にも強みというか「らしさ」があり、それぞれの神様にしかできないことがあるということです。

神様ですら、完璧ではない。一長一短がある。古事記や日本書紀を読めばわかりますが、神様は、めちゃくちゃ未熟で失敗ばかりしてるんです。

だから、私たち1人1人も自分らしさを発揮すればいい。自分ができることで、貢献すればいい。できないことは、得意な人に任せればいい。失敗したっていい。1人でなんでもやろうとしなくていい。1人1人が力を合わせていけばいい。

そして、神様全員で話し合ってる。意見を出し合ってる。お互いに尊敬・信頼ができている。「自立と共生」の世界観が、本当の自由民主主義が、日本神話から学べるんです。

話がそれましたが、ここは本当に凄かった。また行きたい!

秋元神社

続いて、ご案内されるがままに、こちら。

御祭神は、国常立命(くにとこたちのみこと)。日本書紀で、最初に登場する神。国土の神。

ここは、1人で行ってたら行ってないと思います。
これもご縁。導き。また行きたい!

大御神社

高千穂から宮崎市への帰路の途中に立ち寄りました。

こちらも凄かった。

ここ、めちゃくちゃ龍がいましたよ。当時はそこまでわかっていなかったけど、強いエネルギーを感じました。また行きたい!

宮崎4日目

自分で言うのもなんですが、よくこんなに回ったなという感想(笑)
早朝からフルで活動しているので、可能なのですけどね。

宮崎市内を中心に、南下して、日南市へ向かうプランで計画を立てました。

宮崎八幡宮

まずは、ホテル近くにあった宮崎八幡宮へ。

レンタカーを借りる前の時間帯を利用して参拝しました。また行きたい!

小戸神社

こちらは、全国の神社で祈祷の時に読み上げていただく祓詞にでてくる『かけまくも畏き伊邪那岐の大神、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に禊ぎ祓え給いし時に』の「小戸」です。

宮崎の旅は、神話の世界に触れる旅、日本古来の歴史に触れる旅で、とても楽しいです。「千葉からきました」という話をしたら、神職の方から、小戸神社の歴史やこの辺りの土地の歴史についてお話をお聴きすることができました。有難い。また行きたい!

生目神社

眼病利益があるとされる神社で、私、視力があまり良くはないので、近くに見つけたから、そんなつもりで行ったような気がします。こじんまりとしていて、地元の小さい神社という感じでしたが、良い空気でした!また行きたい!

住吉神社

海沿いに移動して、江田神社に参拝しようと思っていたのですが、住吉さんがあるのを見つけ、大阪でもご挨拶(住吉大社)していたので、宮崎でも参拝しておこうと思って、立ち寄りました。また行きたい!

江田神社、みそぎ池、みそぎ御殿

こちらは、伊弉諾大神が黄泉国で受けた穢れを清めようと入ったとされるみそぎ池があり、ここに来てみたかったのです。とても神聖な空気が溢れる場所でした。

また、予定外に、江田神社からみそぎ池に行こうと歩いていたら、導かれるようにみそぎ御殿という場所にたどり着きました。

こちらは参拝作法が珍しく、二拝、四拍、四拍、二拝。境内に小さなテントが立っており、そこにはおばあちゃんが座っていました。社務所で御朱印をお願いしたら、そのテントに案内され、お茶とおはぎとお菓子をいただいて、そのおばあちゃんから色々なお話を聴かせていただきました。

このみそぎ御殿は、神社庁に属していないこと(宗教法人ではないということ)。だから宮崎の観光地として宣伝されず、有名ではないということ。社務所を開けてるのは火木土日のみとのこと(この日は偶然火曜日)。おばあちゃんが50年前からここをずっと守ってるということ。当時は全然手入れがされていない状態で参拝者なんてほぼゼロ。色々な神託(御告げ的なやつ)があったとのこと。堺雅人さんはここに参拝するようになってからブレイクしたとのこと。むしろ、堺さんのお父さんが全然手入れをされていない頃から色々手伝ってくれたとのこと。その御縁で堺雅人さんが参拝したとのこと。

その他、あらゆる神様が降りられるという秘密の場所を教えていただきました。さらには、偶然相席した参拝者の方(ここにくる前に江田神社ですれ違っていた)からも、秘密の場所を案内してもらいつつ、色々お話をお伺いすることができました。偶然が偶然を呼び、絶対に1人では行かないところに参拝することができました。出逢いは一期一会。何か導かれるとしか思えない出逢いでした。有り難い。

この時のおばあちゃん元気でしょうか?また行きたい!!

一葉稲荷神社

江戸神社から南下して行く予定で、道中見つけ、立ち寄りました。こちらでも御朱印をいただきながら、神職の方から色々とお話をお伺いすることができました。出逢いは一期一会。全ての出逢いが貴重で、有り難い。旅の醍醐味ですね〜♪また行きたい!

木花神社、熊野神社

一葉稲荷神社からさらに南下して、青島神社へ向かう途中に、「木花神社」というところを見つけました。木花?木花開耶姫命?導かれるように参拝しました。そしたら、神話の中で木花開耶姫命が出産されたとされる「無戸室の跡」があるじゃありませんか!わお!

近くの熊野神社の宮司さんが木花神社も兼務されているとのことで、御朱印いただけるかな?と熊野神社にも参拝。そしたら、今は木花神社の御朱印はやっておらず、正月のみの頒布だそう。あー、残念です。では、仕方ないですね。

で、「どこからいらしたんですか?」「千葉から来ました」「千葉の方が、なんでまたこんな小さな町の神社に?」という話になり、「実は、先日、霊視ができるという方に木花開耶姫に護られていると言われることがあったんですが、偶然、今、青島神社に向かう途中、木花神社を見つけたもので、参拝させていただいたんです」「そんなことが!あー、、そうですか。。うーん、そうかー。そうだなー。。実は木花神社の御朱印は自宅にあるんです。でも、この後明日の大祭の準備で来客があるので離れられないんです。。そうですかー。。」と言われ、とりあえず熊野神社の御朱印をいただきました。

帰り際に「ちなみに、明日もまだ宮崎にいるのですが、明日またお伺いしたら、木花神社のものもいただくことはできますか?」と聴いたら、「もちろん、可能ですよ!…うーん、、でも不確実なので、こうしましょう!お名前とご住所をいただければご自宅に郵送させていただきますよ!」「本当ですか?!ありがとうございます!!」という出来事がありました。

よくよく聴いたら、普段は熊野神社にもいないことが多いそうで、明日の大祭の準備のため、たまたまいらしたとのこと。偶然にしては、話がうまくいきすぎる。これは、やはり木花咲耶姫に呼ばれたに違いない。富士山行かなくちゃ!本当に出逢いは一期一会だなーと感じる宮崎の旅。感謝しかないですね!御朱印が届くのが楽しみです〜♪

という偶然とは言えないであろう偶然が起き、後日、御朱印が届きました♪

またお礼をしに行かなくては!また行きたい!

ちなみに、関東に帰ってから、2週間もしないうちに、箱根神社と富士山周辺の神社にご挨拶にちゃんと行きました。

青島神社

そうそう、ここにきてみたかったの。「海幸彦・山幸彦神話」山幸彦(彦火火出見命)を祀ります。↑箱根神社の御祭神でもある、天孫の瓊瓊杵命と木花開耶姫の御子神ですね。

南国感が溢れる珍しい空気で、沖縄の波上宮にちょっと近い。でも、こちらの神社は沖縄以上に南国感があるかもしれません。また行きたい!

鵜戸神宮

青島神社の御祭神の山幸彦と豊玉姫の子が、鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)。鸕鶿草葺不合尊と玉依姫(豊玉姫の妹)の子が、初代神武天皇

鸕鶿草葺不合尊と玉依姫を祀るのが、鵜戸神宮です。普通の神社は階段を昇って行く形ですが、こちらは降って行く珍しい形。こちらも来てみたい神社の1つでした。

日向灘に面した断崖の中腹、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟内に本殿が鎮座。洞窟というのが、原始信仰・自然信仰の姿を感じますね。また行きたい!

翌日は、霧島を巡りたかったので、都城市まで移動して、宿泊しました。

宮崎5日目

東霧島神社

宮崎滞在最終日は霧島権現6社参りを。
霧島周辺は神仏習合が根強く残っているエリアで、面白いです。

最初に参拝したのは、東霧島神社。

写真1枚目は、御祭神の伊弉諾尊十握の剣で切ったとされる神石
ウソのように、スパッと切れています。ここのパワーは凄かったです。

あとは、鬼の石段と呼ばれる階段を登って行きますが、
本当に鬼の石段でした(笑)また、行きたい!

霧島神宮

宮崎県を飛び出してこちらは鹿児島県
霧島は、天孫瓊瓊杵尊が降り立った地とされるところ。

かつての霧島神宮があったとされる高千穂河原へも行こうとしましたが、新燃岳の噴火の影響と雨の影響で封鎖され、行くことはできませんでした。

雲に隠れた高千穂峰は拝むことはできましたが、天逆鉾を拝みに登山もしたい。また行きたい!

霧島東神社

元々は高千穂河原というところにあった霧島神宮が噴火の影響で焼失し、その後西側にある現在の霧島神宮と、東側にあるこちらの霧島東神社に分かれたんだとか。すごくパワーを感じる神社。雨の中の参拝も、いとをかし。また行きたい!

狭野神社

杉並木が美しい。この感じ、すごく好き。癒される。参道の杉並木は一の鳥居から拝殿まで1kmくらいありますが、全然苦にならない。むしろ気持ち良い。初代神武天皇は、この辺りで幼少期を過ごしたとされています。二の鳥居前には、猿田彦神社。町の神社という感じでこちらも好き♪また行きたい!

霧島岑神社

霧島六社権現巡りラストは、霧島岑神社。こちらは、霧島六社の1つ夷守神社も合祀されていて、これで六社巡り完了。ひっそりと佇む空気感が良い。石像が鳥居の横にあるのは神仏習合の名残。木製の龍の御朱印帳に一目惚れして授かってきました♪いいとこだったなぁ。また行きたい!

霞神社

霧島六社権現からも近いこちらは、宮崎なのに、出雲系の神様(大己貴命、少彦名命)を祀っていて珍しい。高台にあり、気持ちが良い景色。参道は約600m、石段700段。。良い運動になりました!また行きたい!

皇宮神社

宮崎滞在最後の神社。初代神武天皇が東征の前に住んでいた場所とされています。その前に住んでいたとされるのが、霧島六社のうちの1つ狭野神社ですね。宮崎滞在最後のご挨拶にちょうど良いかなと思い、立ち寄りました。

そして、こちらでちょうど17冊目の御朱印帳が埋まりました。だいたい旅の終わりと共にキリがよく埋まるんですよねー。

終始雨の宮崎でしたが、空港に向かう道中、最後の最後でやっと光が射してくれました(^^)とても充実した宮崎滞在でした!また行きたい!

宮崎でいただいた御朱印たち

御朱印もたくさんいただきましたので、こちらもご紹介しておきましょう。

御朱印帳16冊目:二見興玉神社の御朱印帳

御朱印帳17冊目:伊勢神宮の御朱印帳

そんなわけで、、

宮崎行きたい!宮崎行きたい!宮崎行きたい!

年内行けるかな?

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心と体をととのえる『ととのえ職人』五木田穣
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