鹿島御児神社参拝(宮城県石巻市)被災地を訪れる。
金華山から戻ってきて、宮城県石巻市へ。
年に1度の被災地を巡る旅。
石巻市は、3.11の震災で最大の3700人以上もの犠牲者が出てしまった街です。
石巻市の被災した地区を一望できるという日和山。
こちらに鎮座するのが、鹿島御児神社です。
こちらは、3.11の時に、近隣の住民の方が避難した場所でもあります。
鳥居の向こうには、津波が押し寄せた街が見えます。
跡地に公園を作る予定だそうですが、まだまだほとんど更地のままでした。
昨年訪れた時に、授かった御守をお返しに行ってきました。
また新しく授かってきましたので、また来年も参拝しに行こうと思っております。
御朱印。
日和山から、『がんばろう石巻』へ。
お祈りを捧げさせていただきました。
震災直後の様子。
こちらには、6.9mの津波が押し寄せました。
ちょうど柱の高さだそうです。
訪れるのは、3度目ですが、何度訪れても、言葉を失ってしまいます。
この『がんばろう石巻』のすぐ隣に小屋があり、
そこに当時の様子、津波の被害などが分かるように、展示されています。
そこでは、アプリで震災前後の比較写真などが見れるようになっていました。テクノロジーは駆使して、より伝わりやすくする努力されている様子が伝わります。
この小屋の運営をしている団体の方から、色々お話を聴かせていただきましたが、これは人災だと言ってました。
本来救えた命が救えなかったと。
津波が来ないものと思い込んで避難しなかった人たちが飲み込まれた。この地域では、避難訓練などを全くしてなかったそうです。学校その他、行政に対する憤りや原発再稼働に関しての憤りを強く感じました。絶望の中に希望を見出そうとしてる強い目をしてらっしゃいました。
こちらの団体には今後も寄付していきたいと思います。
被災地には、自分の足を運び、自分の目で見て、自分の耳で話を聴いてみないとわからないことがたくさんあります。ぜひ行かれてみてください。