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心をととのえる方法②「坐禅&瞑想」
心をととのえる方法として、前回「写経」をお伝えしましたが、
ちょうど昨日も、写経に行ってきました。
さて、今回は、心をととのえる方法として、
「坐禅&瞑想」をお伝えしたいと思います。
我が家の坐禅用の座布団、坐布(ざふ)です。
これがあると、骨盤が自然と立つので、楽に坐れます。
坐禅や瞑想は、一時期毎朝やってたこともありますが、
何かのタイミングでよくやります。
旅行先で、良いエネルギーを感じる場所なんかでは瞑想をよくしています。
坐禅とは
仏教的な観点からいうと、坐禅と言えば、曹洞宗と臨済宗。
日本の禅宗(禅を行なっている宗派)は、この2つです。
曹洞宗は、中国で達磨大師によって開かれた禅宗の一派で、
鎌倉時代に道元禅師によって日本にもたらされました。
曹洞宗では、とにかく坐禅を行います。
いわゆる「只管打座(しかんたざ)」。
とにかく坐り、体や心の調和をはかります。
曹洞宗で有名なのは、福井県にある永平寺と
横浜の鶴見にある總持寺です。
臨済宗は、曹洞宗は、中国で達磨大師によって開かれた禅宗の一派で、
鎌倉時代に栄西禅師によって日本にもたらされました。
臨済宗の特徴としては、禅問答でしょう。
師と弟子が、問答を繰り返すことで悟りを目指す。
臨済宗の方が厳しい印象がありますが、
両方の宗派の坐禅会に行ったことがありますが、
一般人の私たちが行う分には、大差はあまりないように感じました。
この絵をなんとなく見たことがある人多いと思うのですが、
これは、臨済宗の白隠禅師の絵です。
個人的には、鎌倉にある臨済宗円覚寺派の円覚寺が
臨済宗系では好きなお寺です。
ちなみに、
曹洞宗は、壁に向かって坐禅をし、
臨済宗は、壁を背に坐禅をします。
曹洞宗は、叩かれませんが、
臨済宗は、叩かれます(笑)
坐禅のオススメポイント①:リセットできる。
坐禅のオススメポイントは、無になれることです。
何も考えない。空っぽになる。
無になれた状態というのは、とても気持ちが良いもので、
時間が一瞬のように感じます。
長く坐っていても何も気にならないあの感覚。
まだまだ毎回はなれませんが、
なれた瞬間というのは、最高に気持ちがいいです。
いろんな煩悩が頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えていきますが、
それすらも受け入れることで、自然といろんな雑念が消えていきます。
つまり、リセットできる。
現代社会にいると、とにかく時間や情報に追われがち。
常にスマホを身に付け、SNSやメールや電話をチェックする。
常に何かに追われてる。それじゃあ、身も心も疲れてしまいます。
無になれる時間なんて作ろうとしないとつくれない。
意図的に、坐禅をする時間をとってみると、
いいリセット時間になりますよ。
オススメポイント:調身、調息、調心。
禅には、調身、調息、調心という考え方があります。
まず、姿勢(身)をただす(調える)。
次に、呼吸(息)をただす(調える)。
すると、心が自然と調ってくる。
ただ坐り、姿勢を正し、ゆっくり深い呼吸をする。
ただ呼吸をする。呼吸を感じる。
余計な動きをしないと、余計な心の動きもしなくなってくるものです。
また、余計な心の動きをしなくなると、所作が丁寧になってくるものです。
だいたい雑念だらけの人ほど、
姿勢や所作が美しくなかったりしますもんね。
逆に、姿勢や呼吸や所作をととのえていけば、
心がととのい、自分自身がリラックスし、心地よい状態でいれる。
そして、そんな人の周りには、似たような人が集まってくる。
とても良い循環が生まれると思います。
争いは、争うから生まれるです。
争うことをやめれば、争いは起こらない。
イライラしなければ、イライラは生まれない。
イライラしている人がいるから、イライラが伝染する。
であれば、自分自身が
良い周波を発信できるようになればいいと思うんです。
ぜひ、お近くのお寺さんで坐禅会をしているところを探して、
一度行ってみてください。
曹洞宗か臨済宗で探せば、探しやすいと思います。
瞑想とは
坐禅と瞑想ってごっちゃにされがちですが、
個人的には、坐禅の先にあるのが、瞑想だと思っています。
ヨガ的な方が瞑想と言っていいかもしれません。
仏教的にいうと、真言宗系は瞑想を行いますね。
そもそも、仏教の坐禅や瞑想のことを瑜伽(ゆが)と言いますが、
これ、ヨガのことですからね。
仏教とヨガは非常に相性が良いんです。
坐禅はただ坐り、煩悩を消していくものですが、
瞑想はその状態になってから、さらに先に進む感じ。
天とつながる。ハイアーセルフとつながる。
その場、大地からエネルギーを受け取る。
太陽からエネルギーを受け取る。月からエネルギーを受け取る。
そんな感覚でやります。
瞑想をする時は、意図的にそれを意識して行います。
チャクラをひらく瞑想なんかもしますし。
エネルギーを活性化する瞑想なんかもやります。
色々、学んできているので、
色々なパターンをオリジナルミックスしております。
瞑想のオススメポイント:エネルギーが湧いてくる。
以前、富士山貸切瞑想をした時のエネルギーは素晴らしかったです。
大自然に行き、瞑想をしてみるのは、とてもオススメです☆
大自然じゃなくても、呼吸のガス交換と合わせて、
エネルギーも新鮮なものに入れ替えていくように
イメージしてみるといいと思います。
実際に起きている現象もそうですからね〜。
でも、本格的に行うには、
ちゃんと誰かに教わってみることをオススメいたします。
瞑想した時の感覚をご紹介
この写真は、神の島、久高島のイシキ浜で、瞑想をしたときのもの。
たぶん1時間くらい瞑想していたと思います。
以前、別のところで書いたものですが、ご紹介しましょう。
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ハイヤーセルフ、超自我と繋がり、そこで降りてきたメッセージは「命は巡る」というもの。だからこそ、今生きていることに感謝だし、死というものも大いなる循環の中の1つでしかない。今与えられている命を生きていく。活かしていく。生活していく。そんなメッセージを受けとりました。
また、この世界は大宇宙と小宇宙という考えがあり、人体もまた宇宙です。この人体の中に「波」を感じました。満ちては引く、そのダイナミックであり、繊細でもある波。量子力学の観点では、全ての素粒子は波の性質があるということも分かっていますが、それを感じた。この潮の満ち引きも月の引力によるものですが、宇宙との一体感、地球との一体感を感じてきました。
またビジュアルとして、「三角形」が浮かびました。
三角形の何かが浮かんで動いていた。とても強い光を発しながら。三角形の1点には、3つの点(1つの○に、2つの○がくっついてるような感じ)があり、三位一体?3つの重要な何か?ちょうど先日の大阪の住吉大社で「五大力」という三角形の形をした御守に惹かれ授かってきたのですが、それかな?
三と五でサンゴ。そうだ、この座っているところ珊瑚の結晶の石たちでした。
三と五が重要な気がする。3と5という数字は意識して大切にしておりますが、やっぱり3と5です。あと、1という数字も降りてきた。ちょっとまだ全て繋がりませんが、とにかくそんなメッセージが降りてきました。
そういえば、高野山真言宗の開祖空海という名前は、海辺の洞窟に籠り、瞑想を続け、そこに空と海しかなかった。空と海に境界線がなかった。そんな悟りを得たことをきっかけについた名前と言われています。それに近い何かを感じた気がする。あー、そうだ。仏陀が悟りを開いたのも35歳だ。五木田も今35歳だ。やはり、3と5だ。珊瑚だ。
そんなわけで、何もないところで何かと繋がってきた五木田です。
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そんなわけで、心をととのえるのに、坐禅や瞑想はオススメです!
興味をもったら、ぜひ取り組んでみてください(^^)
ととのえるヒント
こちらもどうぞ。
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・パーソナルトレーナーが瞑想をしてみて、気づいたこと。
・スタンフォード式疲れない体。心と体を整える重要性。
・トレーナーの禅語。
心のお勉強しています。
・【沖縄→和歌山】『高野山心の相談員養成講習会』と『五木田の頭の中』。
・【沖縄→大阪】12月『高野山心の相談員養成講習会@大阪難波』
・【沖縄→三重・愛知→東京】1月『心の相談員養成講習会@東京』
禅に関するオススメ本
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