【2021読書】No.90『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2021年90冊目の読書は、
『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
空港の本屋さんで購入しました。
内容が面白そうだったので、
読んだ感想
「認知」とは、心の働き全般を指す言葉。
「バイアス」とは、先入観にとらわれて物事の一側面だけに注意が向けられ、その他の側面についての思慮が足りないことを指す。
「認知バイアス」とは、心の働きの偏り、歪みを指す。
この「認知」に対して「バイアス」がかかっている視点は、面白い。
人は、まさか自分の「認知」に「バイアス」がかかっているなんて思わないもの。
まさか、見ていないもの、経験していないものを、見た、経験したと勘違いしちゃうなんて。あとから入ってきた情報との整合性を保つために、記憶の書き換えをしてしまうのが人間の脳の働き。心の働き。
また、メディアは滅多に起こらないことを報道するもの。
つまり、よく目にするものを、よく起こるものと思ってしまう。
この本に書いてあるのも、バイアスがかかっている結果、
ほとんど思い込みをしてしまっているということです。
事実と主観は違うんです。
主観は、大概、認知バイアスが生じている。
だから、客観的事実を元に判断した方がいい。
人が言っていること、自分が言っていることすら、
疑ってかかった方がいい。
そこに、認知バイアスは生じていないか?と。
人間の脳は、賢いけれども、同時に愚かでもある。
何事も過信しないことですね。
こんな方にオススメです!
・偏見や先入観が自分にないか確かめたい方
・思い込みや勘違いが自分にないか確かめたい方
・ピンときた方
こちらもどうぞ。
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